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DEEP(ディープ)は、日本の総合格闘技団体。代表者は佐伯繁。2002年までは正式名称としてDEEP2001(ディープにせんいち)を名乗っていたが2003年からDEEPに変更した。 == 歴史 == 2001年1月8日に旗揚げされ、開始から第6回大会まではパンクラスなどの協力で、独立独歩のメジャー指向で大会場での興行を打っていた。プロレスラーも積極的に参戦させ、和田良覚レフェリーの試合を組むなど話題性のあるマッチメイクから「格闘技のおもちゃ箱」とも称されていた。しかし、勝負を賭けた田村潔司対美濃輪育久をメインにした2002年9月7日の第6回大会の失敗で、興行規模を縮小を余儀なくされる。 2003年9月にドリームステージエンターテインメントがPRIDE武士道シリーズを開始すると、DEEP代表の佐伯と業務提携を行い、DEEPはPRIDEの下部組織的な位置づけとなる。以後のDEEPは、日本人の中・軽量級の選手を中心に、後楽園ホール規模の会場で大会を開催するようになり、客層は選手の応援団や格闘技マニアが中心となった。 当初は大阪プロレスの村浜武洋やルチャドール(メキシカンスタイルのプロレスラー)を登場させ、パンクラスから選手を派遣してもらっていたが、やがて桜井速人や桜井隆多、須田匡昇、中尾受太郎など修斗のリングに上がらなくなった選手たちの受け皿となり、パンクラスを離れた美濃輪育久やGRABAKAの選手たちの活躍の舞台となった。その後はDEEPで育つ中、軽量級の選手が増加している。中でも長南亮はDEEPから出発して、PRIDE武士道の常連となった代表的な選手である。 2003年7月13日の第11回大会から女子選手の試合も組み込むようになった。 現在は主なイベントとして「DEEP IMPACT」、「clubDEEP」などを開催している。2007年には、グラップリング大会の「DEEP X」、キックボクシングやエンタテインメントを融合した「DEEP GLOVE」(2009年にK-1などで活躍する長島☆自演乙☆雄一郎プロデュースによる「DEEP KICK」にリニューアル)などの新シリーズを開始した。その他のシリーズに「おやじDEEP」「DEEP HERO」などがある。 2008年2月22日より、ネバダ州アスレチック・コミッションに倣った男子階級が導入される〔【DEEP】 2.22 後楽園:朝日昇、OUTRAGEコラボグッズをデザイン BoutReview 2007年12月13日〕。 2008年3月にFEGがDREAMを開始すると、PRIDE時代同様協力体制を採りDEEPはDREAMの下部組織的な位置づけとなる。 2009年12月19日、DEEP初のケージ(DEEPオリジナルのオクタゴンケージ)を使用した大会「DEEP CAGE IMPACT 2009」を開催した〔【DEEP】12・19初の金網大会が正式に決定、全15カードを予定 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年10月16日〕。 2012年6月、パンクラスとアマチュア部門を統合し、「ジャパンMMAライセンス」を始動。 2013年、女子総合格闘技団体JEWELSの代表権を佐伯が引継ぎ、「DEEP JEWELS」として再始動させる〔“美女ファイター”長野が1本勝ちで5連勝! ジュエルスはDEEP女子部門へ スポーツナビ 2013年5月26日〕 2014年12月31日にさいたまスーパーアリーナにて初の大晦日興行「DEEP DREAM IMPACT 2014 〜大晦日SPECIAL〜」開催することを発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DEEP (格闘技団体)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Deep (mixed martial arts) 」があります。 スポンサード リンク
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