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DH制 ( リダイレクト:指名打者 ) : ウィキペディア日本語版
指名打者[しめいだしゃ]

指名打者(しめいだしゃ)とは、公認野球規則にもとづき、野球の試合において攻撃時に投手に代わって打席に立つ、攻撃専門の選手のことをいう。DH(''designated hitter'' の略)や指名代打(しめいだいだ)ともいう。
ソフトボールの試合においては、任意の野手に代わって打席に立つ打撃専門の選手として指名選手DP; ''designated player''の略)が認められており、指名選手はどの守備位置の選手にも適用可能〔指名選手の替わりに守備を行う選手をフレックスプレイヤー(FP; ''Flex Player''の略)という。FPはどこの守備位置の選手でもよい。〕である。対して、DHは投手以外の野手に代わることは認められない。
== 概要 ==
指名打者(以下DHと表記)は一切守備に就かず、本来投手が担うべき打撃を代行する事で、投手と攻守を分担する。試合開始前にメンバーを発表する際には、投手以外の野手とともに打順が定められる。先発出場したDHは、相手チームの先発投手に対して、少なくとも一度、打席を完了(安打または四死球失策等により走者となる、またはアウトになる)しなければならない。ただし、DHの打順が来る前に相手チームの先発投手が交代した場合はこの義務はなくなる。
なお、チームは必ずしもDHを起用しなくても良いが、起用しなかった場合には、その試合途中からDHを起用することはできない。逆に、DHを試合中に解除して守備の9人のみにするというメンバー変更は可能である。このときも再度DHを起用することはできない。
日本プロ野球(以下、NPB)・メジャーリーグベースボール(以下、MLB)の一部、韓国の韓国野球委員会、台湾の中華職業棒球大聯盟、キューバのセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルなどのプロ野球リーグ、四国アイランドリーグplusベースボール・チャレンジ・リーグなどの独立リーグや社会人野球、日本の大学野球リーグ(一部の連盟を除く - 後述)、および日本中学硬式の「フレッシュリーグ」等で採用されており、国際試合においても採用されることが多くなっているが、それ以外の少年野球高校野球においては採用されていない。
DHには守備力は全く不要であり、打撃技術は秀逸だが守備能力に難のある選手や、長打力から専ら打撃を期待される外国人選手などの打撃専業化を目的として起用されることが多い。そのためコンタクト、パワー、選球眼を含めたトータル・パッケージを求められるが、中でも打線の中軸を担えるだけの破壊力が必需である。具体例としては、MLBにおいては1シーズン30本塁打OPS.900の両方をコンスタントにクリア出来れば一流と目される。また、負傷により守備力が落ちている選手、あるいは足腰に不安があるベテラン選手等の守備配置による体力消耗軽減を目的として起用されることも多い。特にMLBにおいては、レギュラー選手の疲労回避手段や軽負傷選手の負担軽減を目的として、普段は守備についている選手をDHとして起用する例がしばしば見られる。ただ、守備をこなしてから打席に入ることで打撃のリズムを作るのを良しとする選手は、DHとしての起用を嫌う場合がある。DH専門の選手は選手寿命が短くなるという説もある。
DH制を採用している団体に所属しているチームとそうでない団体に所属しているチームが試合をする際は、前者の主催試合のみDH制を採用することが多かったが、主催に関係なくDH制を採用するケースも増えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「指名打者」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Designated hitter 」があります。




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