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Datagram Transport Layer Security (DTLS) は、データグラムプロトコルのための暗号化プロトコルである。DTLSはTransport Layer Security (TLS) に基づくプロトコルであり、TLSと同様に、データグラムを扱うプログラムがやり取りする情報の盗聴や改竄を防止する。DTLSを用いることで、データグラムに特有のパケットの到達順序に関わる問題は考慮する必要がなくなるが、一方でパケットの再整列やパケットサイズより大きいデータの喪失に対処する必要がある。 == 標準化 == 以下のRFCにおいてDTLSは定義されている。 * RFC 4347 (DTLS 1.0) および RFC 6347 (DTLS 1.2): User Datagram Protocol (UDP) * RFC 5238: Datagram Congestion Control Protocol (DCCP) * RFC 6083: Stream Control Transmission Protocol (SCTP) * RFC 5764: (SRTP): Secure Real-Time Transport Control Protocol (SRTCP) の草稿などにおいてはDTLS-SRTPとも呼ばれる。 DTLS 1.0はTLS 1.1 (RFC 4346) に、DTLS 1.2はTLS 1.2 (RFC 5246) に基づいている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Datagram Transport Layer Security」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Datagram Transport Layer Security 」があります。 スポンサード リンク
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