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Denkikan(でんきかん)は、熊本県熊本市中央区のサンロード新市街にある映画館。1911年(明治44年)開業。 == 歴史 == 1911年(明治44年)1月1日、活動弁士の窪寺喜之助により、熊本市の熊本城近く(現在のシャワー通り)で「電気館」として開館。熊本初の常設の映画館となった。当時は東京・浅草にあった浅草電気館の隆盛により、全国各地に「電気館」という名の映画館が開業していた〔Denkikan | 歴史 Denkikan公式ウェブサイト、2015年1月29日閲覧。〕。 1914年(大正3年)1月1日、新市街に近代建築として移転。松竹キネマ封切館で、当時の観客定員数は約900名だった。1928年(昭和3年)、建て替えにより、複数のテナントが入るようになった。1932年(昭和7年)の時点では、熊本市内の映画館は当館のほか、朝日館、世界館、東雲座の3館が存在していた。 1995年(平成7年)12月、現在入居するビルへの建て替えに伴い、3スクリーンに増設のうえ館名を現在の「Denkikan」に変更しリニューアルオープン。2003年、窪寺喜之助の曾孫に当たる4代目館主の窪寺洋一が、映画館関係者として初めて日本映画批評家大賞特別賞を受賞した。 当初はビルの2階がDenkikan, 3階と5階が熊本松竹1・2だったが、2009年(平成21年)8月1日より全スクリーン名がDenkikanに統一された。これ以降松竹の邦画・洋画上映は少なくなり、アート系作品を数多く上映するミニシアターとしての色合いが濃くなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Denkikan」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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