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DirectCompute : ウィキペディア日本語版 | DirectCompute[まいくろそふと だいれくとこんぴゅーと] Microsoft DirectCompute (マイクロソフト・ダイレクトコンピュート) は、Microsoft Windows OS上で"''General-Purpose computing on Graphics Processing Unit''" (GPGPU) をサポートするためのアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)の1つである。 == 概要 == DirectComputeはWindows用マルチメディアAPIの集まりであるMicrosoft DirectX 11の一部として、当初はシェーダーモデル5.0すなわちDirectX 11(Direct3D 11)フル対応GPU向けにリリースされる予定だったが、その後DirectX 10.xとDirectX 11に対応するGPU上で実行できるように仕様変更された(cs_5_0プロファイルの他に、ダウンレベルのcs_4_0、cs_4_1のサポートが追加された)〔AMDのGPGPU戦略は新章へ - ATI Streamの展望、DirectX Compute Shaderの衝撃 (4) 今後のGPGPU動向は? | マイナビニュース 〕 〔ASCII.jp:GPGPUをWindowsでサポートする「DirectCompute」 (2/2)|あなたの知らないWindows 〕 〔DirectCompute 〕 〔「CUDAとは?」 - NVIDIA社 (2011年1月3日確認) 〕 〔 - AMD社 (英語、2011年1月3日DirectComputeの記述は確認できず) 〕。DirectComputeのアーキテクチャは、クロノス・グループ(:en:Khronos Group)のOpen Computing Language () やのCompute Unified Device Architecture () といった競合間も含めて、コンピュータのインターフェイスを共有する。 DirectComputeを利用できるのは少なくともDirectX 11を利用できるオペレーティングシステム、すなわちWindows Vista(SP2 Platform Update)、Windows 7、Windows 8.x、そしてWindows 10である。 Windows 10とともにリリースされたDirectX 12 (Direct3D 12) は、DirectX 11までよりもハードウェアに近いローレベルAPIとなり、オーバーヘッドの低減やマルチコアCPUを活用したマルチスレッドレンダリングの実行効率改善などがなされている〔What is Direct3D 12? (Windows) 〕。Direct3D 12では、コマンドキュー/コマンドリストベースの非同期API(ノンブロッキングAPI)や、パイプラインステートオブジェクト (PSO) などによって、グラフィックスだけでなくコンピュート (DirectCompute) タスクの性能向上も図られている〔DirectCompute in DirectX12: Innovations from the Game Space 〕。また、Root Signatureの指定や、Rasterizer Ordered View (ROV) に対応するハードウェア上でのROVオブジェクトの使用などが可能となるcs_5_1プロファイルが追加されている〔Shader Model 5.1 (Windows) 〕 〔HLSL Shader Model 5.1 Features for Direct3D 12 (Windows) 〕 〔Hardware Feature Levels (Windows) 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DirectCompute」の詳細全文を読む
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