翻訳と辞書
Words near each other
・ Directive 67/548/EEC
・ directly
・ director
・ director general
・ directorate
・ Directors TV
・ directory
・ directory of hospitals
・ DirectorZone
・ DirectShow
・ Directshow
・ DirectShow Media
・ Directshow Media
・ DirectSound
・ DirecTV
・ Directv
・ DirectWrite
・ DirectX
・ Directx
・ DirectX Graphics Infrastructure


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Directshow ( リダイレクト:DirectShow ) : ウィキペディア日本語版
DirectShow
DirectShow (DSまたはDShowとも略される)は、マイクロソフトによるメディアファイルまたはストリームに対する様々な操作を行うマルチメディアフレームワークとAPIであり、Video for Windowsの後継となっている。コードネームはQuartzであった。COMをベースとしており、多数のプログラミング言語で共通のインタフェースを公開し、拡張性も高いものとなっている。フィルタベースでアプリケーションユーザまたはソフトウェアプログラマの要求に応じてメディアを再生・記録などの操作を行えるようになっている。DirectShowの開発ツールや文書は当初DirectX SDKに収録されていたが、現在ではWindows SDK(移管当時Platform SDK)になっている〔 DirectShow documentation on MSDN 〕。
DirectShowに対するものとしてアップルQuickTimeLinux向けにGStreamerXineなどのマルチメディアフレームワークが存在する。
Windows Vistaからは、Media Foundationを後継とすることが計画されている〔Migrating from DirectShow to Media Foundation 〕。
== 歴史 ==
DirectShowの直接の前身はActiveMovie (コードネームQuartz) であり、当初はWindowsをMPEG-1ファイル再生に対応させるために作られた。そこから、Bフレーム未対応のVideo for Windowsや、完全32ビット化やCOM化されなかった (MCI) の後継たるマルチメディアフレームワークとして拡張されることとなった〔。
ActiveMovieは1996年3月に公表され、同年5月ベータ版のInternet Explorer 3.0で初公開となった。1997年3月、ActiveMovieはDirectX 5の一部となることが公表され、直接的にハードウェアを扱う技術に共通の命名を行う方針を受けて7月にはDirectShowと呼ばれ始めた〔DirectX Then and Now (Part 1) 〕。そして、Windows 98からすべてのWindowsに標準搭載されるようになった〔Microsoft Releases DirectShow SDK - Universal Playback for DVD, Digital Video and Audio, and the Internet 〕。DirectX 8.0から他のDirectX APIと同様に重要なコンポーネントとして扱われるようになっている〔FAQs about the DirectShow and Windows Media SDKs 〕。
2004年10月、DirectShowはDirectXから外されDirectX Extraに含まれるようになり、さらには2005年4月、DirectShowはDirectXから完全に取り除かれ、当時Windows Server 2003 SP1版だったPlatform SDKに移管された〔。ただし、現在でもDirectShowのサンプルプログラムのビルドには依然としてDirectX SDKが必要である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「DirectShow」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 DirectShow 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.