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プログラミング言語において、do-while文(ドゥ・フォワイル文)は時にはdo文とも呼ばれ、所定のブーリアン型の条件によって繰り返し実行を行う制御構造文である。但し、大部分の言語とは異なり、FORTRANのdo文は、実際にはfor文と類似している。 ''do-while''構造はコードのブロックと条件で構成される。最初にブロック中のコードが実行され、次に条件が評価される。条件が真であれば、ブロック中のコードが再び実行される。条件が偽になるまで、これを繰り返す。do-while文はブロックを実行した後で条件をチェックするので、この制御構造は後判定ループとも呼ばれる。逆にwhile文は、ブロック中のコードを実行する前に条件を評価する。 条件が常に真であることを評価するために無限ループを作ることは可能であり、場合によっては望ましいことである。このようなループが故意に作成されたとき、通常はループを終了するための別の制御構造(例えばbreak文)を使用する。 いくつかの言語では、この形式のループのために別の命名規則を使用する。例えばPascalでは、"repeat until"文を使用する。一般的な言語では条件が"偽"になるとループを終了するが、Pascalでは逆に条件が"真"になるまでループが継続する。 C言語でのプログラム例: この例では、最初に x = x + 1 を実行し x = 1 となる。次に条件の x < 3 をチェックする。条件は真であり、コードブロックを再度実行する。変数 x が条件に合致する 3 になるまで、コードの実行と条件のチェックを繰り返す。 == 等価な制御構造 == このdo-while文は、以下の制御構造と等価である。: また、以下の制御構造とも等価である。: 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Do-while文」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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