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DuckDuckGo(ダックダックゴー)は、インターネット検索エンジン。の保護とユーザーの情報を記録しないことを検索エンジンとしてのスタンスとしている。理由はユーザーがプロファイルされておらず、検索語句を出した全てのユーザーに対して同じ検索結果を提供するためを回避することができるためである。また、ウィキペディアのようなクラウドソーシングウェブサイトからの情報を検索結果と一緒に表示している。 DuckDuckGoの一部のコードはPerl 5 licenseの下GitHubにてフリーソフトウェアとして提供されている。 本社はアメリカ合衆国ペンシルベニア州にある。 == 歴史 == DuckDuckGoはThe Names Database(2006年にに1000万ドルで買収された)を経営していた起業家のガブリエル・ワインバーグが立ち上げた。当初ワインバーグによる自己資金だったが、現在は時々広告で資金を賄っている。検索エンジンはPerlで書かれ、nginxとFreeBSDで動作している〔。 主に複数のベンダー(Yahoo! Search BOSSなど)から出ている検索APIで構築されているが、これはTechCrunchによれば「ハイブリッド」検索エンジンサービスとするためとされている。同時に自身のコンテンツページを表示しており、Mahalo、Kosmix、SearchMeと同様である。 DuckDuckGo という名前は、Read Write Webのフレデリック・ラードノイズに「馬鹿らしい (silly)」と評された。ワインバーグは名の由来に関して「本当に1日で頭に思い浮かんで気に入ったが、確かにduck duck gooseの影響を受けたのかもしれないが関連はない。メタファーのようなものだ。」と述べている。 DuckDuckGoはTechCrunchのElevator Pitch Fridayに登場し、BOSS Mashable Challengeのファイナリストになった。 2010年7月、ワインバーグは「DuckDuckGoコミュニティ」という問題の報告、検索エンジンの使用を広げる手段の議論、機能の要望、コードのオープンソース化に関する議論を目的とした誰でも参加できるウェブサイトを立ち上げた。 2011年9月、ケイン・タイという初めての社員が雇われた。次月にはユニオン・スクウェア・ベンチャーズの投資を受けた。ユニオン・スクウェアのブラッド・バーンハムは「我々がDuckDuckGoに投資したのは検索において競争の根幹を変えるしか無く今がその時と確信したためだ。」と述べている〔 〕。また、11月にはLinux Mintと独占的な契約を締結し、Linux Mint 12のデフォルト検索エンジンとなった。さらに、Midoriといったウェブブラウザのデフォルト検索エンジンにDuckDuckGoが採用されるようになった〔DuckDuckGo in Web Browser 〕。 2012年5月、1日辺りの検索件数が1500万に上るようになった。ワインバーグは3人の正社員と少数の派遣社員といった規模で2011年は11万5千ドルの売り上げを出したと発表した。 Compete.comの推定で2012年8月のアクセス数は277,512だったが、2011年4月12日にAlexaが3ヶ月で51%の伸びを示したと発表した。DuckDuckGoのトラフィック統計によれば2010年4月(データが参照可能な最も古い日付)時点の1日平均のアクセス数は39,406だったが2012年8月での1日辺りのアクセス数は1,393,644まで増加したという。 2012年11月、ワシントン・ポストが2012年10月時点でDuckDuckGoでの検索件数は月平均4500万まで増加していると示している。記事では「ワインバーグの野心無き目標はオンライン上で特記に値するほど奇妙で危険な競争相手になる。彼にできてGoogleやBingが出来ないこと全てはGoogleやBingのビジネスモデルにダメージを与え、ユーザーがDuckDuckGoを使うほうがいいと認識するようになったら、ワインバーグが本当にしようとしなくてもビッグボーイにダメージを負わせることが出来てしまう。これは非対称的なデジタル戦争であり、彼の背後にいるユニオン・スクウェア・ベンチャーズはGoogleはスキだらけと述べている。」と締めくくっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「DuckDuckGo」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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