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Dマート(ディーマート)は、かつて株式会社ダイエー及び前身の株式会社ダイエーマートが運営していたディスカウントストアである。 == 概要 == 1970年代後半から日本では物不足が減少し、単に商品を並べただけでは売れなくなっていった。更に、既存店の売り上げの伸び悩みが浮き彫りとなりダイエーは新業態となるディスカウント事業参入を決めた。こうして誕生したのがDマート及びトポスである。 1980年8月にアメリカ合衆国を中心にディスカウントストアを展開していたKマートと提携を結んだのが始まりである〔日本経済新聞 1980年6月15日 1面 ダイエー 米のKマートと提携 ダイエーが発表より〕〔日本経済新聞 1980年8月8日 夕刊1面 ダイエーとKマート 提携に正式調印より〕〔日本経済新聞 1980年6月16日 夕刊1面 米国のKマートと提携 ダイエーが発表より〕。Kマート側がダイエーに対して、ディスカウント店舗の建設やアメリカ式のオペレーション等のノウハウを供与したことで、従来のダイエー店頭価格よりも安く売ることに成功する。 同時期に誕生したトポスとは異なり、郊外向けだったのが特徴で全ての商品を取り扱うが食品関係が豊富なのが特徴であった。1981年4月に開業した1号店のDダイエー草加店(旧ダイエー草加店)を皮切りに次々と出店しトポスやバンドールともにディスカウント事業の中核をなしていた。Dダイエーは草加店しか使用されず後にDマートに名称変更した。 1987年9月1日には、現存していたDマート3店をダイエーに吸収〔日経流通新聞 9月5日 ダイエー、Dマート3店吸収 グループの収益UPより〕、1988年に、運営子会社「ダイエーマート」清算し〔日経流通新聞 5月11日 ダイエー、Dマート吸収 来年2月までに 赤字肩代わりより〕、赤字の肩代わりを行って営業を進めてきた。長らく、数店舗のみの出店であったが忠実屋との合併を機に既存店をDマートに大量転換した〔岩淵明男「ダイエー 中内功の物価2分の1革命(オーエス出版社)」P67-73〕。。 しかし、ダイエーの経営再建の中で、閉店あるいはダイエーへの業態転換が進められ、2007年3月8日に最後まで残っていた1号店のDマート草加店がダイエーへ転換された事に伴い、Dマートは消滅した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Dマート」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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