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E-4B ( リダイレクト:E-4 (航空機) ) : ウィキペディア日本語版
E-4 (航空機)[いー4]

E-4B ナイトウォッチボーイング747-200Bをもとに改造された、アメリカ合衆国の国家空中作戦センター(NAOC ''National Airborne Operations Center'')として運用される航空機である。
核戦争・大規模災害などに際し、地上での指揮が取れない場合に備えてアメリカ合衆国大統領国防長官などの国家指揮権限(NCA)保持者および指揮幕僚を搭乗させ、アメリカ軍を空中から指揮する。E-4には初期型のE-4Aと改修型のE-4Bがある。
== 概要 ==
核戦争への対応を前提としているため、搭載する電子機器には核爆発による電磁パルス(EMP)に対するシールドが施されている。搭載する通信機器を介したアメリカ軍ICBM部隊・SLBM部隊・戦略爆撃部隊の指揮能力を持つ。
この機はネブラスカ州オファット空軍基地の空軍第55航空団に所属し、4機が就役している。航空戦闘軍団が管理を行い、アメリカ戦略軍の指揮を受ける。アメリカ合衆国大統領の近くには必ず1機以上のE-4Bが待機し、大統領がエアフォースワン(VC-25)にのって外遊する場合などでも必ず随行する(近隣の空港・在外アメリカ軍基地にて待機する)。
一時、退役が検討されたが、2011年から近代化改修が行われている〔Boeing Awarded Contract to Upgrade E-4B Cockpits 〕。なお、E-4就役時には大統領専用機(エアフォースワン)にはVC-137が用いられており、E-4はあくまでも有事用の機体であった。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件では、事件発生直後の当日にワシントンD.C.上空を飛行している姿をCNNが撮影しているが、アメリカ政府公式報告の中に、同機に関する言及がない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「E-4 (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Boeing E-4 」があります。




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