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E-アミューズメントパス : ミニ英和和英辞書
E-アミューズメントパス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

E-アミューズメントパス ( リダイレクト:E-AMUSEMENT PASS ) : ウィキペディア日本語版
E-AMUSEMENT PASS[ちょうおん]

e-AMUSEMENT PASS(イーアミューズメントパス)はコナミデジタルエンタテインメントが提供しているアーケードゲームのオンライン接続サービス「e-AMUSEMENT」対応ゲームのプレイデータ(成績やキャラクターの能力など)を記録するためのICカード。略称は「イーパス」「アミュパス」「アミュパ」など。対応第1弾は2005年11月発売の『BASEBALL HEROES』。
2010年11月17日に稼働開始した『麻雀格闘倶楽部 ultimate version』を皮切りに、この日以降に稼動開始した一部作品で、電子マネーに対応している携帯電話(おサイフケータイ)のICチップを利用してe-AMUSEMENT PASSとして使えるようになった。本稿ではカードタイプにのみ対応する機能等については「カード」と記述する。
本記事ではe-AMUSEMENT PASSに付帯する形でサービスを開始した電子マネー「PASELI」(パセリ)についても説明する。
== 概要 ==
以前からコナミは、e-AMUSEMENT対応のエントリーカード(磁気カード)を採用していたが、それらは各作品専用のもので互換性はなかった。例えば、『beatmania IIDX 9th Style』用のエントリーカードは『麻雀格闘倶楽部』などでは使えず、また、『pop'n music 9』のカードは『クイズマジックアカデミー』などでは使えなかった。また同一作品であっても、次回作稼働時には前作のカードは原則継続使用できず、カードを買い直す必要があった。
e-AMUSEMENT PASSは、1つのe-AMUSEMENT PASS(カードまたは携帯電話)で『クイズマジックアカデミー』『pop'n music』『GuitarFreaks』『jubeat』『麻雀格闘倶楽部』などのe-AMUSEMENT PASS対応ゲーム全てに使用でき、また同一作品の続編作品は前作のプレイデータを引き継ぐ機能を持つようになったことで、エントリーカード時代の弱点がほぼ解消された。ただし基本的に1つのe-AMUSEMENT PASSには、1つのゲームにつき1キャラクター(ユーザー)分のデータしか保存できないため、別のキャラクターやプレイデータを使用してゲームを新たに開始したい場合は、別のe-AMUSEMENT PASSを作成する必要がある(例外として、『エターナルナイツ』では最大6キャラまでのデータを保存できる)。
技術的には、e-AMUSEMENT PASS自体には固有のカードナンバー(ユーザーコード・英数字16ケタ)のみ記録され、エントリーカード同様プレイデータは一切記録されていない。認証後にカードナンバーを使ってコナミのサーバからプレイデータをゲーム機にダウンロード、1プレイごとにプレイデータを自動的に保存して、認証解除後に最新のプレイデータがサーバにアップロードされる仕組みになっている。そのためエントリーカード同様、ネットワーク・システム障害発生時、定期メンテナンス中(毎朝5〜7時前後)、サービス終了後の旧作、店側でネットワークに接続していない(オフラインモード)といった場合には、e-AMUSEMENT PASSを利用したプレイできない。
登場当初はカードスロットにカードを差し込むタイプが中心だったが、電子マネー対応携帯電話への対応発表以降はカードをかざすだけで認証が行われるタッチ式カードリーダーが主流となっている。
2008年4月25日から、新デザインの2代目カードが登場。それまではカード裏面の注意書きが多少書き換えられていただけだったが、大幅なデザイン変更は(限定柄を除き)これが初めて。旧デザインが赤地に世界地図の絵が描かれていたのに対し、新デザインは銀地に世界地図の絵と二重の円が描かれたものになっている。また材質変更(旧カードは摩耗によって表面の印刷が剥がれることがあった)によって耐久性が大きく向上した(材質変更はQMA5限定リエルカードから行われている)。2012年現在新規発行されているカードのデザイン・材質は、限定柄カードも含めて全て2代目相当だが、通信方法などの仕様変更はないため、初代カードも引き続き使用可能である。
先述の通りe-AMUSEMENT PASSにはそれぞれ固有のカードナンバーが設定され、対応ゲーム機の認証(暗証番号登録)画面から確認できる。もしカードや携帯電話を紛失・破損した場合でもKONAMI IDにカードナンバーを紐付けしていれば、後述のサイトにて新しいカードまたは携帯電話にカードデータの引き継ぎができる。携帯電話の場合は電話機本体から直接カードナンバーを確認する手段がないため、カード以上にメモ及びKONAMI IDへの紐付けが強く推奨される。
引き継ぎ完了後、引き継ぎ先のPASSの暗証番号は元のPASSから引き継がれ、引き継ぎ元のPASSは暗証番号が消去され未使用扱いとなる。各種限定カードの特典は原則1枚に付き1データであるが、引き継ぎサービスを利用することで、一枚のカードで複数ゲームの特典を受けられる〔例えば、QMA5のカード(リエル柄)→QMA6のカード(サツキ柄)と引継ぎすることによって、一つのプレイデータで両方の限定特典(カスタマイズアイテムの「がまぐち(QMA5)」「天冠(QMA6)」)を入手することが可能(QMA6にプレイデータを引き継ぐのが前提となるが、カードの引継ぎ・アカウントの引継ぎはどちらが先でも構わない)。〕。対応ゲームのネットワークサービスが終了した場合は、データ閲覧サービスも同時に終了となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「E-AMUSEMENT PASS」の詳細全文を読む




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