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東京都交通局E5000形電気機関車(とうきょうとこうつうきょくE5000がたでんききかんしゃ)は、2005年(平成17年)に登場した東京都交通局(都営地下鉄)の事業用電気機関車。 日本の地下鉄史上初の機関車である〔日本国外では、イギリス・ロンドン地下鉄で1863年に最初の路線が開業して1905年に電化されるまで蒸気機関車を使用していたことがある。またアメリカ・ニューヨーク市地下鉄では事業用としてディーゼル機関車を、香港の香港鉄路では事業用として電気機関車を保有している。〕〔日本国内では、名古屋市営地下鉄や福岡市地下鉄で車両基地への入出場時や入換用の機関車が使用された実績があるが、いずれも法規上は機械としての扱いである。〕。 == 製造の経緯 == 当初、東京都交通局では大江戸線の車両(12-000形・12-600形)の重要部検査・全般検査の施行できる工場施設を木場車両検修場に建設することを計画していたが、建設費用が嵩むことや、浅草線の馬込車両検修場の改修が予定されていたことにより、軌間が同一(1435 mm、いわゆる標準軌)でどちらも架空電車線方式である大江戸線と浅草線との間に「汐留連絡線」と称する連絡線を建設することとした。 しかし、大江戸線と浅草線は軌間こそ同じだが、大江戸線がリニアモーター方式、浅草線が通常の回転式電気モーター方式で走行方式が全く異なり、大江戸線の車両は軌道側にリアクションプレートが無い浅草線内を自走できない。また、大江戸線はリニアモーター駆動の採用で小型化を図っており、車両規格(車両限界、建築限界)が浅草線より小さく(いわゆるミニ地下鉄)、浅草線の一般車両が大江戸線へ乗り入れることも不可能である。そのため、大江戸線⇔浅草線の両線を直通できる牽引用の電気機関車としてE5000形を製造し、大江戸線の車両を連絡線経由で馬込車両検修場へ回送する列車を運行することとした。 汐留連絡線は大江戸線汐留駅を起点とし、環状2号線道路、東海道新幹線、東海道本線の直下を横断し、浅草線大門駅 - 新橋駅間を終点とする。2006年(平成18年)4月1日に完成し、使用を開始した。単線箱型トンネル構造で延長は 483 m 。途中半径 80 m の曲線や約 48 ‰ の勾配がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京都交通局E5000形電気機関車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toei Class E5000 」があります。 スポンサード リンク
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