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『Emma』(エンマ)は、1985年から1987年まで文藝春秋が発行していた写真週刊誌。1985年6月10日に10日と25日発売の月2回刊として創刊〔『別冊宝島345 雑誌狂時代!』 宝島社、1997年、58頁。〕。1986年9月24日には週刊化されるものの、1987年5月6日発売分をもって廃刊となった。 この頃並立していた写真週刊誌5誌(いわゆる3FET⇒『FOCUS』『FRIDAY』『FLASH』『Emma』『TOUCH』)の中でも日本航空123便墜落事故などの衝撃的な遺体写真を掲載するなど、過激さをひとつのウリにしていた雑誌であった。しかし、売り上げ部数では『FRIDAY』、『FOCUS』に後れを取っており、1986年のフライデー襲撃事件以降、写真週刊誌全般に対する社会からの批判の声が高まり、社内でも否定的な意見が強まったことから、出版社の意向で廃刊へと至った。最も短命に終わった写真週刊誌だった。 == 関連項目 == * 三浦和義 - スワッピングパーティでの写真として、ほぼ無修正の全裸写真を掲載、警察に注意を受ける。 * 花田紀凱 - 創刊準備を担当した後、編集部に在籍。 * 勝谷誠彦 - 元記者。 * 沢口靖子 - 創刊号の表紙を飾る。 * 三浦百恵 - 創刊号から「窓に吹く風」と題するエッセイを連載。全6回〔。 * 岡田有希子 - 岡田が投身自殺した際に追悼特集を組み、自殺直後の遺体写真を掲載。 * 桑田真澄・岡崎郁・山本雅夫 - 当時読売ジャイアンツに所属していたプロ野球選手。1986年6月に仙台市青葉区の国分町において、Emmaの記者と取材した写真のフィルムの返還を巡って小競り合いになり、刑事訴訟にまで発展した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Emma」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ã¨ã 」があります。 スポンサード リンク
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