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エルガ(ERGA)は、ジェイ・バスが製造し、いすゞ自動車が2000年から販売している路線・自家用大型バス。同年まで販売されたキュービックからフルモデルチェンジした現行生産モデルである。発売当初の製造元はいすゞバス製造であったが、2004年にいすゞと日野自動車のバス製造事業が統合されたことに伴い、製造元がジェイ・バスに変更された。その後日野・ブルーリボンIIとの統合車種となり、現在は日野・ブルーリボンとの統合車種となっている。 「エルガ」という車名は、ラテン語で「~に向かって」と言う意味を持ち、新たな時代に向かって走り始めた路線バスをイメージしたことに由来する。 ''なお、エルガの9m大型路線バスはいすゞ・エルガLTを、中型路線バスはいすゞ・エルガミオを、いすゞにOEM供給されていた日野自動車設計のエルガJは日野・レインボー#HR系/いすゞ・エルガJを参照のこと。'' == 概要 == === 登場時 === 日本の長期規制(平成11年排出ガス規制)に合わせ、キュービックをフルモデルチェンジし2000年6月20日に登場した。外観は前年にフルモデルチェンジされた中型路線バス・エルガミオと同様に、全体的に四角く、コーナーに丸みを帯びたボディーとなっている。また、ヘッドランプも視認性向上のために同じく横置きから縦置き4灯式に変更になった。これらは、エルガミオとの部品共通化によるコスト削減を念頭においている。 床形状としては、キュービックに引き続き、フルノンステップバス・ワンステップバス・ツーステップバス(路線仕様・高速仕様)が設定されが、新たに前中ノンステップのtype-Aが新たに追加された。type-Aは、後半パワートレーン部分をワンステップバスと構造共通化することによってコスト削減を図っており、以後のノンステップバスの主流となるものである(UDトラックス(旧:日産ディーゼル)・UA(当時)のGタイプと同一構造)。一方、キュービックの時代に設定されたトルコンAT搭載、横置きエンジンの床面フルフラットノンステップバスはtype-Bとなった。ホイールベースは4.8m(L尺)・5.3m(N尺)・5.8m(Q尺)の3種類が設定されているが、Q尺のノンステップバスは製造されていない。 サスペンションはエアサスペンションを標準仕様とし、リーフサスペンションはオプション設定とされた。 2002年1月にはCNGノンステップバスが販売開始され、こちらはtype-A・type-B双方に設定された。また、自動車教習所向けの教習車も製造されており、多くがツーステップバスとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「いすゞ・エルガ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Isuzu Erga 」があります。 スポンサード リンク
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