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ESPカード : ミニ英和和英辞書
ESPカード[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ESPカード ( リダイレクト:ゼナー・カード ) : ウィキペディア日本語版
ゼナー・カード[ちょうおん]

ゼナー・カード(Zener cards)とは、ESP(超感覚的知覚)実験用のカードの一種のことである。
== 概要 ==
1930年代前半に心理学者カール・ゼナーKarl Zener)が、ジョゼフ・バンクス・ラインとともに活動していた時にデザインしたものとされている。
このカードがデザインされる以前は、ESPの実験は通常のplaying cards(日本語のいわゆるトランプ)を用いて行われていたともいう。だが、通常のplaying cardsというのは、数字とスート(マーク)が表示されている。数字とマークの両方を言い当てればシンプルに特定のカードを言い当てたことになるが、数字だけあるいはスートだけを言い当てた試行についてはそう記録してゆくことになり、いざ実験結果を分析するときに統計学的な分析が複雑になってしまい、明瞭でなくなってしまうなどの問題があった。また、特定の数字や特定のスートに何らかのこだわりや好みを持っている人が多いことも問題だった。このような理由で新たにカードをデザインすることが要請され、カール・ゼナーによってゼナー・カードが作り出されることになったのである。
ゼナー・カードは5種類の図柄が一組になっている。すなわち、丸〔あるいは円〕、十字〔正確にはギリシャ十字〕、波〔あるいは波線〕、四角、星である。
かつてはESP研究にはゼナー・カードなどのカード類、すなわちESPカードが用いられていたが、最近では超心理学の研究者のあいだではシュミット・マシーンなどの機器の使用が一般的であり、カードが使われることは少なくなった〔羽仁礼『超常現象大事典』p.38〕。
だが現在でも、ゼナー・カードならば誰でも簡単に手作りし、自分自身で手軽にESP実験を行うことができ、同時に統計学的方法や科学的方法の基礎を学習することができる〔『Statistics Hacks: 統計の基本と世界を測るテクニック‎』オライリー・ジャパン、2007、 p.235〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ゼナー・カード」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Zener cards 」があります。




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