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ETV-I ( リダイレクト:ETVロケット ) : ウィキペディア日本語版 | ETVロケット[いーてぃーヴい -] ETVロケット(イーティーヴイ - )()またはQ'ロケット(キューダッシュ - )とは宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)が開発した技術試験用ロケットである。特にETV-Iロケット(イーティーヴイ-ワン - )と呼称する場合もある。 == 概要 == Nロケット開発におけるデルタロケット技術の導入に先立ち、N-Iロケットの第2段に採用される三菱重工製液体燃料ロケットエンジン「LE-3」の飛翔性能や姿勢制御機能を確認し、また、比較的大規模なロケットの打ち上げ経験を得る目的で開発された。 デルタロケット技術の導入決定以前には自主開発によってQロケットから旧Nロケットへと開発していく構想(QN計画)があり、このロケットが新Nロケットの前段階の小型ロケットであることから関係者の間ではQ'ロケットと呼ばれていた。ETVロケットは後からつけられた名称である。 発射機構としては、ミューロケット用ランチャを液体燃料ロケット対応型に設計変更したものが種子島宇宙センター大崎射場に新造され、打ち上げに用いられた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ETVロケット」の詳細全文を読む
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