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エドガイ(EDGUY)は、ドイツのパワーメタルバンドである。 初期の頃はハロウィンやガンマ・レイの強い影響を受けたサウンドであったが、2004年の6thアルバム『Hellfire Club』ではバンドの個性を完全に確立し、スコーピオンズ、アクセプト(第一世代)、ハロウィン、ブラインド・ガーディアン(第二世代)らに次ぐジャーマンメタル第三世代としての地位を確立し、現在ではハロウィンやガンマ・レイに並ぶほどである。 ==略歴== エドガイは1992年にドイツのヘッセン州フルダで同じ学校に通う友人同士によって結成された。メンバーは当時まだ14歳であった。『EVIL MINDED』と『CHILDREN OF STEEL』という2本のデモ・テープを制作後、1995年に自主制作アルバム『Savage Poetry』をリリースする。その後、AFMレコードと契約して正式なデビュー・アルバム『キングダム・オブ・マッドネス』を1997年にリリース。リリース後にドラムのドミニク・ストールが脱退しするが、後任にフランク・リンデンタルを迎える。 1998年リリースの2ndアルバム『ヴェイン・グローリー・オペラ』はブラインド・ガーディアンのハンズィ・キアシュがゲスト参加、ミックスをストラトヴァリウスのティモ・トルキが担当し注目を集めた。リリース後にドラムのフランク・リンデンタルが脱退し、後任にフェリックス・ボーンケを迎え、トビアス・サメットもヴォーカルに専念しベースにトビアス・エクセルを迎え5人編成となり、6週間におけるヨーロッパツアーを行った。 1999年に3rdアルバム『シアター・オブ・サルヴェイション』、2000年には自主制作盤『Savage Poetry』のリ・レコーディング作となる4thアルバム『サヴェッジ・ポエトリィ』をリリースした(輸入盤は初回限定盤で自主制作盤『Savage Poetry』とのカップリングであった)。 その後、トビアス・サメットは自身のメタル・オペラ・プロジェクトアヴァンタジアのアルバムの制作に入る。元ハロウィンのマイケル・キスクやガンマ・レイのカイ・ハンセンなどのメロディックスピードメタル界から多数の豪華ゲストを迎えて完成したアルバム『The Metal Opera』は高セールを収め、トビアス・サメットの作曲能力の高さを広めることとなり、結果的にエドガイへの注目も一段と高まる事となった。その後、アヴァンタジアは2003年に続編『The Metal Opera part II』をリリースした。 2001年9月には5thアルバム『マンドレイク』をリリースし、ヨーロッパ・ツアーを行う。2002年5月にはラプソディー(現ラプソディー・オブ・ファイア)のサポートとして初の来日公演を行った。この『マンドレイク』リリースにおけるヨーロッパ・ツアーの模様はライブ・アルバム『バーニング・ダウン・ジ・オペラ・ライヴ』として2003年にリリースされた。 その後、新たにニュークリア・ブラストと契約し、2004年3月に6thアルバム『ヘルファイア・クラブ』リリース。このアルバムによりハロウィン、ブラインド・ガーディアンのフォロワーから完全に脱却しエドガイとしてのオリジナリティを確立し、アクセプト、ハロウィンに次ぐジャーマン・メタル第三世代としての確固たる地位を確立することとなった。7月には2度目の来日公演を行った(サポートはGalneryus)。 2006年1月には7thアルバム『ロケット・ライド』をリリースし、翌年3月に3度目の来日公演を行った。 2008年11月に8thアルバム『ティニタス・サンクタス』をリリースし、翌年3月には、スウェーデン出身のオール・エンズと共に来日し、大阪、東京にて4度目の来日公演を行った。 2010年10月に『ラウドパーク』10に参加し、5度目の来日公演を行った。 2011年8月に9thアルバム『エイジ・オブ・ザ・ジョーカー』をリリース。 2014年4月に10thアルバム『スペース・ポリス-ディフェンダーズ・オブ・ザ・クラウン』をリリース。9月にはユニソニックと共に来日し、ダブルヘッドライナーツアーにて、6度目の来日公演を行った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エドガイ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Edguy 」があります。 スポンサード リンク
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