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Egalite
『égalité』(エガリテ)は、2004年にリリースされた来生たかおの21枚目のオリジナルアルバム(CD〈規格品番:ANOC-6023〉)である。 == 概要 == :※原則的に、来生たかおは“来生”に省略、来生えつこは“来生えつこ”と表記。 前作『Dear my company』から4年振りにリリースされたミニアルバムで、バックバンド“スタートル”のメンバーが編曲・演奏に参加している。また、編曲者の“矢倉銀”は、来生のペンネームである。 それまでアルバムのデザインワークにあまり関与して来なかった来生だが、本作ではその意趣を色濃く反映させている。タイトルの“エガリテ”(フランス語)は、かつて存在していたファンクラブの会報誌名でもあり、英語の“イーヴン(even)”=“五分五分の形勢・同点・引き分け”に相当し、歌手デビュー30周年を前にした来生自身の状況や意気込みを表現している。また、透明仕様のCDケースが使用され、バックカバーの内側にはフランス国旗の三色(青・白・赤)があしらわれているが、これは“エガリテ”という言葉が併せ持つ同国旗の“白・平等”の意味を象徴させている。 ジャケット写真は、人影の少ない早朝の北鎌倉駅(神奈川県鎌倉市)で撮影されたもので、コートに新聞紙を差し込んだ来生が、煙草を片手に下りのプラットホームのベンチに腰掛けている。これは、傾倒する小津安二郎が同市に居を構えていたことにちなんだもので、付属の厚紙製収納ケースも同じデザインが施されている。また、ブックレット内には茅ヶ崎市の烏帽子岩や、横浜市の赤レンガ倉庫、来生姉弟が幼少期から青年期まで暮らしたひばりが丘団地等の風景写真が収められている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Egalite」の詳細全文を読む
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