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FOMA F903i(フォーマ・エフ きゅう まる さん アイ)は、富士通が開発した、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末製品である。 == 概要 == 富士通の携帯電話として初めて、ディスプレイ部分が左右に90度スイングするスイングスタイルボディを採用。回転させる事で機能を切り替えることができる。富士通ではこれをヨコモーションと名付けている。サブディスプレイは設けていないが、閉じたままでもディスプレイをスイングすることができ、日付や時刻などが確認できるちょこモーション機能で補っている。この端末のボタンは赤色に光る。 今までの富士通製端末と同様に指紋による認証もできる。 外部メモリーカードは新しくmicroSDメモリーカードを採用し、2GBまで対応。搭載されるカメラは320万画素CMOSイメージセンサ。テレビ電話用のサブカメラはCMOS約11万画素。 FOMA 903i シリーズ共通の機能として、着うたフル、GPS、メガiアプリ、iC通信(ICカードによる通信)、3Gローミング (WORLD WING) に対応した。 F903iではWindows Media Audio (WMA) 形式の音楽ファイルの再生に対応し、またデジタル著作権管理 (DRM) へのサポートからNapsterなど有料音楽配信サイトの利用もできる。このサービスを利用するにあたり、付属のUSBケーブル、Windows XPおよびWindows Vista対応のパソコン、Windows Media Player 10以上、もしくはWinamp5以上が必要となる。2007年12月31日まで、Napsterを2週間無料で使えるキャンペーンを行っていた。 iアプリは「ゼンリン地図+ナビF」、「Gガイド番組表リモコン」、「デコメ絵文字ポケット」、「ケータイクレジットiD」、「DCMXクレジットアプリ」、「東北大学川島隆太教授監修 ケータイ脳力ストレッチング」、「A列車で行こう for F」、「ZOOKEEPER DX」、「ロジックパズルF」などをプリインストールしている。 製品にはパソコンとの接続に用いるためのUSBケーブルや、マイクおよび音楽プレーヤー機能を操作できるボタンを装備したイヤホンジャック変換(平形→ステレオミニプラグ)アダプタが標準で付属している。 富士通製ドコモ90xiシリーズでは、この機種以降はヨコモーションを全て採用している(2008年6月現在)。ただし、ヨコモーションに回転方式は変更され、シャープのアクオスケータイの回転方式と同じものを採用。そのため、丸形のデザインから四角になっている。 映画(HERO (2007年の映画) )で、色(Rosso)のF903iに被告のアリバイを崩す決定的証拠(火災現場にいた被告)が撮影されており、物語の流れを大きく変えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「F903i」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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