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FF8 ( リダイレクト:ファイナルファンタジーVIII ) : ウィキペディア日本語版
ファイナルファンタジーVIII[ふぁいなるふぁんたじーえいと]

ファイナルファンタジーVIII』(ファイナルファンタジーエイト、FINAL FANTASY VIII、略称:FFVIIIFF8)は、1999年2月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたRPGファイナルファンタジーシリーズのメインシリーズ8作目に当たる。
日本での販売数は約369万本。PlayStationソフトとして販売本数第2位である〔1位は『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の約412万本。〕。2009年9月24日よりゲームアーカイブスPlayStation Store内)でも配信されている。
== 概要 ==
タイトルロゴには本作品の主人公スコールとヒロインのリノアが描かれている(デザイン:天野喜孝)。
ファイナルファンタジーVII』が初のPS版作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた。本作では、独特なキャラクターカスタマイズシステムやPS史に残る美麗なムービー、シリーズ初の生オーケストラ起用〔ゲーム本編用として。OP及びEDで使用。〕、そして同様にシリーズ初の主題歌『Eyes On Me』〔当然ながらストリーム音源である。EDテーマの中盤にも使用されている〕をかかげ発売された。主題歌は洋楽チャート2週連続首位を獲得するなど、ゲーム以外の分野でも「ファイナルファンタジー」の名を知らしめ、その後のシリーズに強く影響を与えた作品でもある。第4回日本ゲーム大賞 優秀賞を受賞。
発売前や発売直後はTVでもよく取り挙げられ、社員がリポーターの前でプレイしてみせる等のかつてないプロモーション量で、TVラジオ番組などで活躍する芸能人の間でもよく話題になっていた。また洋画『チャーリーズ・エンジェル』にも本作品が僅かに登場している。
FF7でも一部場面で導入されていたが、プレイヤーキャラクターが本格的にムービーパートでも移動することが出来るようになり、ムービーパートとリアルタイムCGとの自然な繋がりを実現している。さらに、ムービー中の物体の裏側を歩くことが出来るようになり、場面の臨場感を飛躍的に高めている。
本作では、メインシナリオの他にサブシナリオ・イベントが多数設定されており、これらを巡るザッピング要素も盛り込まれている。様々な背景を知るメタファーも多く、これらを読むとくのも本作の醍醐味となっている。
前作と比べるとキャラクターがリアルタッチになっている。理由は野村いわく「FFVIIIはあまりゲームをしない人にも興味を持って欲しいと思ったんで、リアルな画風にしました。リアルであるほうがゲームをあまりしない人も手にしやすいと思ったんです」とのこと〔『週刊ファミ通3/19号増刊 ファイナルファンタジーVIII』p.7〕。また「リアルを追求していくと結局は実写風になってしまうんですが、そこはゲームなんで部分的にはデフォルメしています」とのこと〔。
ゲーム機以外には1999年10月3日に、PS版に存在した幾つかのバグが修正されているWindows95/98)版が、2014年5月8日にはコレをWindows Vista以降に対応させたバージョンが『ファイナルファンタジーVIII for PC』というタイトルでダウンロード専売される(詳細については本項移植版の節を参照のこと)。
2014年9月18日よりクラウドゲームとしてひかりTVゲームから『ファイナルファンタジーVIII for ひかりTV』というタイトルが配信されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ファイナルファンタジーVIII」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Final Fantasy VIII 」があります。




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