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FNS歌謡祭 : ミニ英和和英辞書
FNS歌謡祭[えふえぬえすかようさい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

F : [えふ]
 ファロー四徴(症)
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
歌謡 : [かよう]
 【名詞】 1. song 2. ballad 
: [うたい]
 【名詞】 1. Noh chanting 2. recitation 
: [まつり]
 【名詞】 1. festival 2. feast

FNS歌謡祭 : ウィキペディア日本語版
FNS歌謡祭[えふえぬえすかようさい]

FNS歌謡祭』(エフエヌエスかようさい、: ''FNS MUSIC FESTIVAL'' )は、フジテレビ系列(FNS)で1974年から毎年12月第1水曜日ゴールデンタイムプライムタイムJST)に生放送されている日本年末大型音楽番組である。2012年からは毎年(2016年からは毎年にも)に当番組の派生番組として『FNSうたの夏まつり』『FNSうたの春まつり』も放送されている。
== 沿革 ==

=== コンテスト時代(1974年 - 1990年) ===
「FNS歌謡祭音楽大賞」は、フジテレビ開局15周年となる1974年に制定された。目的は「テレビを通して新しい日本の歌謡曲の方向を定め、明日のテレビ文化の創造を目指し制定する事」としていた。日本音楽事業者協会音楽出版社協会日本レコード協会が協賛をした。1974年7月2日、第1回授賞式予選が開催され、その模様はフジテレビ系列局を通じて全国に生中継された。主に以下の賞が設定されていた。
* グランプリ(1974年・1975年は「年間最優秀グランプリ」、1976年・1977年は「最優秀グランプリ」)
* 最優秀新人賞(1974年のみ「最優秀ホープ賞」)
* 最優秀歌唱賞
* 最優秀ヒット賞
* 最優秀視聴者賞
* 最優秀歌謡音楽賞
* 優秀新人賞
* 最優秀作詞賞
* 最優秀作曲賞
* 最優秀編曲賞
* 特別賞
グランプリ受賞者に贈られる賞金は当初100万円であったが、後に500万円までに増額された。ノミネートについては、視聴者4000人を対象に実施したアンケート調査の結果を元に選抜された。
1974年と1975年については分割して年に2度、上期賞が6月に、下期賞が12月にそれぞれ設けられており、即ち第1回が1974年上期賞、第2回が1974年下期賞、第3回が1975年上期賞、第4回が1975年下期賞と回を重ねて開催された時期である。
審査対象期間は上期賞を前年の12月1日から本年5月31日迄とし、下期賞を本年6月1日から11月30日迄と定められた。その上に1期毎に予選と本選を開催すると云う2部制が採用されたため、1年で4回(上期賞予選、上期賞本選、下期賞予選、下期賞本選)にも亘って開催されていた。審査は上期賞と下期賞それぞれに各部門の最優秀賞を決定し、下期賞本選に於いてその中から年間最優秀グランプリを決定すると云う手順を踏んだ。
最初(1974年)の年間最優秀グランプリは五木ひろしが受賞したが五木はこの他、第9回(1980年)と第13回(1984年)にも最優秀グランプリを受賞しており、最優秀グランプリ通算受賞回数では歴代単独第1位の記録を持つ。
第5回(1976年)から開催は年に一度になったが、2部制については引き続き導入された。
放送枠は、第3回(1975年上期)までは火曜日の『火曜ワイドスペシャル』〔ただし本音楽祭は『火WSP』番組扱いはされない。また木曜初回の第26回は、19:00 - 20:54が『強力!木スペ120分』枠、そして土曜放送の第40回は、21:00 - 23:10が『土曜プレミアム』枠だが、いずれも『木スペ120』や『土プレ』扱いはされない。〕(以降『火WSP』と略記)をそのまままたは枠拡大するか、あるいは木曜日の通常番組を休止してのどちらかだったが、第4回(1975年下期)から第25回(1996年)までは『火WSP』で放送した(ただし1976年放送の「第5回」予選のみ金曜日)。そして放送枠は、当時『火WSP』が20:00 - 21:24であるため、予選は第9回(1980年)まで一貫して通常枠で放送したのに対し、本戦は第6回(1977年)までは、19:30の『クイズグランプリ』と19:45の『スター千一夜』(以上帯番組)を休止して19:30 - 21:24の2時間枠で放送、第7回(1978年)から第9回までは19:00アニメまんが名作劇場 サザエさん』(再放送)も休止して19:00 - 21:24と2時間半で放送した。そして第10回(1981年)からは『火WSP』が19:30 - 20:54に繰り上がったのに伴い、予選・本戦とも19:00 - 20:54の2時間枠に変更した。
予選は12月第1火曜日に「発表!FNS歌謡祭'76〜'77音楽大賞」「発表!FNS歌謡祭'78〜'85優秀賞」と題し、部門別に発表されたノミネート曲の中から各部門の最優秀賞受賞曲が選考された。
本選は12月第3火曜日に「決定!FNS歌謡祭'76〜'77音楽大賞最優秀グランプリ」「決定!FNS歌謡祭'78〜'85グランプリ」と題し、各部門の最優秀賞受賞曲から最優秀グランプリ等の最終審査が行われた。
第15回(1986年)からは2部制を廃止し、12月の第1火曜日(一部は第2火曜日)に「決定!FNS歌謡祭'86〜'90グランプリ」と題し民放初の試みとして3時間の生放送枠を取り、ノミネート曲の発表から最終審査迄の模様を一度の中継放送で一挙に発表する形式に改められた。なおこれに伴い、21:00の『なるほど!ザ・ワールド』は人気番組であるにも関わらず、放送時には休止された〔ただし第24回1996年)では、同年3月に『なるほど!ザ・ワールド』が終了し、新たにドラマ枠「火9」が設置されたものの、この時は『こんな私に誰がした』は休止せず、後続番組(厳密にはその前の『FNNニュース・明日の天気』)と共に1時間繰り下げて放送した。〕
平成に入ると、音楽祭受賞に左右されないアーティストが増え、ヒット曲を出しているにもかかわらずノミネートを辞退するアーティストが続出したことで音楽祭としては成り立たないことから、『日本歌謡大賞』や日本テレビ系列『日本テレビ音楽祭』やテレビ朝日系列『全日本歌謡音楽祭』、テレビ東京系列『メガロポリス歌謡祭』等、民放テレビ局主導の音楽賞番組が次々と姿を消していく中、本番組も例外ではなく、第19回(1990年)限りでコンテスト形式の音楽祭は終了した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「FNS歌謡祭」の詳細全文を読む




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