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FNS番組対抗NG大賞(エフエヌエスばんぐみたいこうエヌジーたいしょう)は、1986年から断続的に放送していたフジテレビ系列のNG場面を集めた番組の総称。 サブ司会は各フジテレビ系列の女性アナウンサー。 == 経緯 == 1986年11月25日の『おはよう!ナイスデイ』放送中に臨時ニュースが入り、司会の桑原征平(当時・関西テレビアナウンサー)が、報道センターの露木茂(当時・フジテレビアナウンサー)に「フジテレビの報道デスクさん。」と呼びかけた。映像が報道センターに切り替わると、スタッフと談笑し大笑いしている露木の姿が映し出された。すぐさまスタジオの映像に戻され、桑原らが必死のフォローを行った後再び露木に呼びかけると、何事もなかったように露木がニュースを伝えるという出来事があった〔20世紀NG名珍場面(1) - YouTube、2015年10月25日閲覧。〕。「これを別の形で放送できないものか」と考えられたのが、この番組である。 それまでNGはプロとしての恥であり、給与査定や人事、出演オファーなどに関わるものであったが、当番組以降、NGを逆手にとって、視聴者のためのサービスとして提供するようになり、出演者もNG発生後に様々なフォローや突っ込みをすることで場の雰囲気を和ませたり、あるいは笑いに変えたりするようになっていった。また、それまで業界用語であった「NG」(失敗などを意味する「NO GOOD」の略)という言葉を一般的に広める功績を残した。 なお、日本のテレビで初めて放送されたNG集は、1979年に日本テレビで放送された『番組対抗かくし芸大会』に出演した『西遊記』チームの出し物だと言われている。その後、ドラマ『翔んだカップル』(1980年10月〜1981年4月)では、番組の最後に、当時は全くの業界用語であったNGという言葉をそのまま使い”NG集”として毎週2〜3個のNGを放送していた。 NG専門番組としては『世界のドッキリNG大全集』(1985年3月〜1989年6月)が嚆矢であり、フジテレビにおいては、『オールスター ザ・NG大賞!今でも恥ずかしいザンゲ録』(1985年7月)、『所さんのオールスターNG大賞・あのはずかしい大失敗初公開』(1986年6月)を経て、『FNS番組対抗NG大賞』(1986年10月〜)に発展した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FNS番組対抗NG大賞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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