翻訳と辞書
Words near each other
・ Fire!
・ FIRE! FIRE!
・ FIRE!!
・ Fire-and-forget
・ fire-drying
・ fire-retarding paint
・ fire-sale
・ fire-side chat
・ FIREBALL
・ Firebeat
・ Firebird
・ firebomb
・ FireBomber
・ Firebox
・ firebrand
・ firebrick
・ Firebug
・ fireclay brick
・ fireclay mortar
・ fireclay plastic refractories


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

Firebird : ウィキペディア日本語版
Firebird[ふぁいあばーど]

Firebirdファイアバード)は、InterBaseから派生したオープンソースリレーショナルデータベース管理システムオープンソースで開発されており、Mozilla Public Licenseを元にしたInterBase Public License(商用・非商用問わず利用できるが、オリジナル〈ここではFirebirdを指す〉のソースコードを改変したプログラムを利用する場合は、その変更箇所のコードを公開しなくてはならない)によってライセンスされている。
== 特徴 ==

PostgreSQLMVCC(多版同時実行制御)と同様のMGA(マルチ・ジェネレーション・アーキテクチャー)による高度なトランザクション管理機能を有する。ストアドプロシージャや、トリガー、UDF(ユーザー定義関数)等の商用データベースに通常備わっている機能を網羅している。ただしオブジェクトの命名則が厳しい、プライマリキーのAUTO INCREMENTが用意されていないなど、やや旧式な仕様もある。なおPHPなどアプリケーションからの接続には、InterBase対応の関数・ライブラリを流用できる。
2007年6月に開催された「オープンソースカンファレンス2007.DB」で行われた公開ベンチマークテストでは高評価を得ているが〔http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070624/275673/〕、解説書籍の出版が少ない、レンタルサーバではサポートされていないなど日本国内での認知度はまだまだ低い。
特筆すべき機能として、有償ではあるが米IBフェニックス社の「IBPレプリケータ」を導入し、GUI上から設定することにより、IPネットワークで接続された複数のFirebird同士で同期処理を行なうことが可能となる。これはトリガーの機能を応用したもので、更新された箇所を同期処理用のテーブルに蓄積し、蓄積内容を設定された別のFirebirdに対し定期的に送信すると言うものである。この他にも、Firebirdのレプリケーションソフトは多数存在する。
また、RDBMS側からクライアントへのコールバックを実現する、イベントアラータはFirebirdの初期開発者であるJim Starkeyの発案によるものである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Firebird」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.