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FreeMind(フリーマインド)は、PC上でマインドマッピングのための無料のソフトウェアである。アイデアプロセッサ(アウトラインプロセッサ)の一種である。 GPL下でソースコードが公開されているオープンソースソフトウェアである。 Javaで書かれたソースのほかに、バイナリ形式で、Windows版、Mac OS X版、Linux (Debian, SuSE) 版が公開されている。 FreeMind(フリーマインド)には描画機能がないため、厳密にはマインドマッピングツールというよりもアイデアプロセッサ(アウトラインプロセッサ)に近い。描画機能がない分、他のマインドマッピングソフトに比較して、動作が非常に軽く、低速なマシンでもストレスなく動作する。マインドマッピングソフトは情報量が増えると動作が重くなるものが多いが、FreeMindは情報量が増えても動作に影響が少ないのが特長である。 バージョン0.9.0から、属性、フィルター、タブ、ノートなどの機能が追加され、アイデアプロセッサ(アウトラインプロセッサ)の機能が強化されている。 == バージョン == * 0.6.7 — 2003年10月25日リリース。アイコンの導入。 * 0.7.1 — 2004年2月15日リリース。 雲と矢印によるリンク、 自動保存とバックアップ機能を導入。 * 0.8.0 — 2005年9月6日リリース。取り消し機能、PNG、JPEGへの書き出し、PDF、SVGへの書き出し、ノードの自由配置を導入。 * 0.8.1 — 2008年2月27日リリース。バグフィックスリリース。FreeMind 0.8.0以前のバージョンは、OSやJavaのアップデートに対応していないため、最新のコンピュータ環境では不具合がおきやすい。 * 0.9.0 — 2011年2月14日リリース。属性(ラベル機能)、フィルター、検索と置換、タブ、ノート、ノードやノートのリッチテキスト編集、矢印キーによるノードの移動などの新機能の追加、アイコンの増加、Flashブラウザなどへのエクスポート機能の追加など。日本語版ヘルプを収録。 * 1.0.0 — 2013年10月16日リリース。クローン機能、コラボレーション機能、位置情報(地図データ)の埋め込み機能を収録。 * 1.0.1 — 2014年4月12日リリース。クローン機能の一部改良のみで、1.0.0のバグ修正版。ただし、1.0.1からファイルのアイコンが正常に表示されないという新たなバグが発生している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「FreeMind」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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