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GP9 ( リダイレクト:EMD GP9形ディーゼル機関車 ) : ウィキペディア日本語版
EMD GP9形ディーゼル機関車

EMD GP9は、1954年1月から1963年8月の間にアメリカGM-EMDが製造した4動軸のロード・スイッチャータイプの電気式ディーゼル機関車である。車体形状はフード・ユニット。出力1,500馬力であったGP7を1,750馬力に増強したものが本形式である。
== 解説 ==

GP7ではEMD 567B型ディーゼルエンジンを搭載していたが、本形式は567C型を搭載する。
運転台のあるAユニットが4,092両、運転台のないBユニットGP9Bと呼ばれる)が165両の合わせて4,257両が製造され、Aユニットは646両がカナダに、10両がメキシコに、5両がブラジルに輸出された。アメリカ国内での製造は1959年12月に終了し、その後はカナダで12両が製造された。
基本的にはフードの短い側(ショートフード)を先頭する設計であったが、鉄道事業者によっては長い側(ロングフード)を先頭とする場合もあった。また、ショートフードの高さを抑えて製造された車両もあった。これは前方視界を確保するために採用される構造であるが、後方視界を確保するためにショートフード側を後ろとして使用されたものもある。
オプションとしてダイナミック・ブレーキ(発電ブレーキ)が用意され、装着している車両はロングフードの中央付近に張り出しがある。
台車ブロンバーグB形台車を装着しているが、一部にAAR A形台車を装備していた車両やフレキシコイル台車(揺れ枕がなく軽量)を装備していた車両がある。後者はCR向けのもので、あわせて燃料タンクの小型化といった軽量化もなされていた。
多くの車両が現在も支線や工場内で使用されており、一級鉄道では車両をリビルドしてスイッチャーとして使用している鉄道もある。カナダ太平洋鉄道(CP)とカナディアン・ナショナル鉄道(CR)は、2007年現在、多くのGP9をスイッチャーとして使用している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「EMD GP9形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 EMD GP9 」があります。




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