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グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション (Grand Prix Manufacturers Association) は、かつて存在したモータースポーツの団体。フォーミュラ1 (F1) に参戦している自動車メーカー(マニュファクチャラー)間の同盟として、2005年5月9日〔"世界自動車大手5社、F1改革推進の新団体結成へ ". ライブドアニュース.(2005年5月10日)2013年2月2日閲覧。〕に結成された。代表はBMW研究開発部門取締役のブルクハルト・ゲッシェル。 == 設立 == 「コンストラクター」がシャーシの製造者(=チーム)であるのに対して、「マニュファクチャラー」はエンジン供給やワークスチーム運営を行う自動車メーカーという意味合いがある。 2001年、欧州自動車工業会に加盟する5社によって前身であるグランプリ・ワールド・チャンピオンシップ (GPWC) が結成されたが、フォード(ジャガー)が2004年を最後にF1から撤退し、中心的存在であったフィアット(フェラーリ)も2005年1月に離脱したため、旧メンバー3社に日本の2社を加えて改組された。準備会議にはフェラーリを除く9つのF1チームが参加した。 GPMA設立メンバー * BMWグループ *2005年までウィリアムズへエンジン供給。2006年よりザウバーを買収してBMWザウバーとして参戦。 * ダイムラー・クライスラー(メルセデス・ベンツ) *マクラーレンへエンジン供給。マクラーレン・グループの株式を一部保有。 * ルノー *ワークスチーム(ルノーF1)が参戦。 * 本田技研工業 *2005年はB・A・Rを共同運営。2006年よりB・A・Rを買収してワークスチーム(ホンダ・レーシング・F1)として参戦し、スーパーアグリへエンジン供給。 * トヨタ自動車 *ワークスチーム(トヨタ・レーシング)の参戦、およびジョーダンへのエンジン供給(2006年はミッドランド/スパイカー)。 なお、発足前の4月24日に行われた2005年サンマリノGPではB・A・Rのマシンが最低重量違反で失格・2レース出場停止という処罰を受けており、B・A・R(ホンダ)に対する制裁行為ではないかとの見方もあった〔『レーシングオン 2005年8月号』 イデア、2005年、p.70。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グランプリ・マニュファクチャラーズ・アソシエーション」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Grand Prix Manufacturers Association 」があります。 スポンサード リンク
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