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『銃夢』(ガンム、''GUNNM'')は、木城ゆきとのSF格闘漫画作品である。集英社の雑誌「ビジネスジャンプ」で1990年から1995年にかけて連載。 == 概要 == 本作の内容は、全身サイボーグの戦闘技能に優れた少女ガリィが「機甲術」(パンツァークンスト)と呼ばれるサイバネティクス格闘技術を駆使してさまざまな強敵と戦うという、サイバーパンク格闘アクションとでも言うべきストーリーである。一方で、軌道エレベータやナノマシンなどの最先端技術や、ハチソン効果、サイコメトリー、ニコラ・テスラのスカラー波兵器などといった怪しげなガジェットも豊富に詰め込まれている。 単行本は全9巻が発売されたほか、1998年からB5判の愛蔵版(全6巻)が発刊されている。愛蔵版には作品完結後に発表された外伝3本が収録されている。そして、続編『銃夢 LastOrder』への流れに合わせて、結末部分が差し替えられている。2010年6月には新装版(全7巻)が発売されたが、集英社法務部との台詞問題により続編の連載は終了し、講談社への移籍となった。 『銃夢 LastOrder』の連載終了後、講談社「イブニング」2014年22号より、『銃夢』の前日談および『銃夢 LastOrder』の後日談を描く「最終章」と銘打たれた続編『銃夢火星戦記』が連載中である。 サイドストーリーとしてモーターボール編の外伝的作品『灰者』もある。また、小説版として、川村泰久の『銃夢』(ジャンプ ジェイ ブックス)が刊行されている。 他メディア展開としては、OVAが2本とCDドラマが発売され、本編完結後にはプレイステーション用ゲームソフトとして『銃夢〜火星の記憶〜』が発表された。また、ハリウッドでジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』の次回作として実写映画化するプロジェクトを進めていたが、『アバター』とその続篇を優先させたため延期になっている。 海外にもいくつかの言語に翻訳されているが、英語版は『''Battle Angel Alita''』として輸出されている。主人公の名前「ガリィ」は、英語では Gully(渓谷という意味)になるので「アリタ」に変更されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「銃夢」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Battle Angel Alita 」があります。 スポンサード リンク
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