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GlassFishは、サンを中心としたオープンソース・コミュニティと、同コミュニティで開発されたJava EE準拠のアプリケーションサーバの名称である。現在はサンを買収したオラクルによってコミュニティが継続されている。本項では以降、特別な断りのない限りアプリケーションサーバのことを指すものとし、コミュニティについてはGlassFishコミュニティと呼称する。 GlassFishは設計・開発・テストのすべてをオープンソース・コミュニティ上で行っている。かつては、オラクル(サン)による商用サポート(商用版にはロードバランサなどオープンソースではないコンポーネントが追加されている)も同時に行われていたが、GlassFish 4.0を機に廃止され、開発者向けのJava EEの参照実装としての位置になっている。GlassFishはCommon Development and Distribution License (CDDL) と、クラスパス例外を含むGNU General Public License (GPL) の二重ライセンスである。 == 歴史 == === GlassFish v1 === GlassFishは、Sun Java System Application Server 8.xの後継製品であり、サン最初のオープンソース・アプリケーションサーバとして開発が開始された。GlassFishプロジェクトは2005年6月6日に発足し、2006年5月4日に最初のバージョン (GlassFish v1) をリリースした。GlassFish v1の概要は下記の通りである。 * Java EE 5準拠(参照実装)である。 * オープンソースである(ライセンスはCDDLとGPL)。 * 他のグループから多数の優れたコンポーネントを採用している。例えばMetro () やJAXBなど。この中にはオラクルから提供を受けたも含まれる。 * 年間330万ダウンロード以上を目標とする。 * Sun Java System Application Server 9.0として、サンによる商用サポートを提供する。 GlassFish v1は1回のアップデートリリース(無償)と5回のパッチリリース(サンの有償サポートによる)がリリースされた〔http://blogs.sun.com/GlassFishForBusiness/entry/sjs_as_9_0_gf1〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「GlassFish」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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