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Novell GroupWiseは、ノベルによるクロスプラットフォームのグループウェアで、電子メール、カレンダー、インスタントメッセージ、文書管理といった機能を提供する。 == 概要 == GroupWiseは複数のサーバおよびワークステーションプラットフォーム上で運用できる。サーバとしては NetWare、Linux、Windows が利用できる。Windows用クライアントと機能が若干限定されたJavaクライアント(Linux、Mac OS X 向け)がある。ノベルは2008年第4四半期に予定されているコード名Bonsaiという次のリリースでクライアントの機能を合わせることを約束している。Microsoft Outlook や Evolution との連携も可能。 GroupWise WebAccessは、ウェブブラウザ経由でデスクトップクライアントの大部分の機能を提供する。Web経由で携帯情報機器からアクセスすることも可能。GroupWsie 7.0にはノキア製のGroupWise Mobile Serverが含まれており、多数の携帯機器による電子メールのやり取りを可能にしている。 GroupWise Post Office Agent (POA) はユーザーのメールボックスにIMAPおよびSOAPでもアクセスできるようにしている(通常は専用クライアントが必要)。GroupWise Internet Agent (GWIA) は SMTPで他の電子メールシステムと相互接続を可能にしており、IMAP、POP3、SOAP、iCalendarでユーザーのメールボックスにアクセスできる。また、Microsoft Exchange ServerやIBM Lotus Dominoといった他のグループウェアシステムとの相互接続を可能にするモジュールもある。 GroupWiseは6.5からインスタントメッセージをサポートしている。これは、企業内でのディレクトリ・サービス統合やSSL暗号化に対応したものである。ノベルがWindows版とLinux版のクライアントを提供しているだけでなく、Kopete、Pidgin、AdiumといったマルチプロトコルのIMアプリケーションも使える。 GroupWise 7.0にはSUSE Linux Enterprise Serverが同梱されており、これを使えば余分なコストをかけずにGroupWiseを稼動できる。 GroupWiseは Novell Open Workgroup Suite、Novell Small Business Suite、Novell Linux Small Business Suiteの一部である。 最新版はGroupWise 2014である。WindowsおよびLinuxのプラットフォームで稼働する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Novell GroupWise」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 GroupWise 」があります。 スポンサード リンク
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