翻訳と辞書
Words near each other
・ H2G2
・ H2g2
・ H2k6
・ H2N2
・ H2N3
・ H2O
・ H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-
・ H2O FOOTPRINTS IN THE SAND
・ H2O2
・ H2O3
・ H2S
・ H2SO4
・ H3
・ H3+
・ H31IA
・ H35
・ H3C
・ H3N2
・ H3O
・ H3O3P


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

H2S ( リダイレクト:硫化水素 ) : ウィキペディア日本語版
硫化水素[りゅうかすいそ]

硫化水素(りゅうかすいそ、)は化学式 H2S をもつ硫黄水素無機化合物。無色の気体で、腐卵臭を持つ。空気に対する比重は1.1905である。
== 特徴 ==
空気より重く(比重1.1905)、無色、によく溶け弱い酸性を示し、ったに似た特徴的な強い刺激臭(腐卵臭とはそもそも硫化水素が主成分の臭いである)があり、皮膚粘膜を刺激する有毒気体である。悪臭防止法に基づく特定悪臭物質のひとつ。噴火口硫黄泉などの臭いが「硫黄の臭い」と形容される場合があるが、硫黄は無臭であり、これは硫化水素の臭いをさしている。
人為的な発生源には石油化学工業などがあり、また、下水処理場ごみ処理場などにおいても、硫黄が嫌気性細菌によって還元され硫化水素が発生する。また、飲食店などの厨房排水で設置される分離槽や溜め枡内で、閉店後が動かなくなると非常によく発生する。にも若干含まれる。
また、自然由来としては、火山ガス温泉などに含まれる。空気よりも重いため火山地帯、温泉の吹き出し口などの窪地にたまりやすい。
可燃性ガスであり引火性がある。爆発限界は4.3 - 46 v/v%。燃焼した場合には硫黄酸化物となる。
硫化水素は好気性生物にとっては有毒であるが、海底火山熱水噴出孔付近に生息する細菌の中には、硫化水素を栄養源にして生息している硫黄酸化細菌もいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「硫化水素」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hydrogen sulfide 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.