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WASP-11b/HAT-P-10bとは、2008年に発見された太陽系外惑星。太陽系からペルセウス座の方角に400光年離れた位置にあり、WASP-11/HAT-P-10と名づけられたK型主系列星を周回している。軌道半径が0.0439AU、質量が木星の半分程度のホット・ジュピターである。 == 発見と命名の経緯 == 最初にこの惑星が報告されたのは2008年4月で、スーパーWASP計画が一斉に公表した10個の惑星(WASP-6bからWASP-15b)にWASP-11bとして含まれていた。この時点では惑星の性質を確認するには至らず、惑星の特定につながる恒星の座標などの情報を伏せたまま観測が続けられた。 2008年9月26日、スーパーWASPとは別のプロジェクトであるHATネットが、系外惑星HAT-P-10bの発見を報告する論文を、プレプリントとしてarXivで公開した〔。同日、スーパーWASPはWebサイト「太陽系外惑星エンサイクロペディア」で別のプレプリントを発表し、WASP-11bとHAT-P-10bが同一の天体であることが明らかになった。その後両チームは惑星の名前として双方の名称を繋ぎ合わせたものを使用することで合意した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WASP-11b/HAT-P-10b」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 WASP-11b/HAT-P-10b 」があります。 スポンサード リンク
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