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HERO'S(ヒーローズ)は、日本の総合格闘技イベント。FEGが運営協力した〔韓国大会はTBSが主催せず、2005年はHERO'S実行委員会、2007年はFEG KOREAが韓国大会を主催した。〕。 == 概要 == K-1の総合格闘技版として生まれたK-1 ROMANEXの後継として、リングスの前田日明をスーパーバイザーに招き、大会名を変更して仕切り直した大会である。元々K-1の母体である正道会館がリングスと提携を結んでいたことから実現に至ったと見られる。2008年にHERO'Sに代わる大会として新たにDREAMが立ち上げられることになり、2007年をもって休止した〔【ドリーム】3・15旗揚げ記者会見を全文掲載!(1) GBR 2008年2月13日〕。リトアニアにおいてはHERO'Sの名を冠する大会が継続しているが、TBSとFEGは直接関与していない。 HERO'Sの大会名は新たなヒーローを発掘する願いをこめたことから付けられた。旗揚げ当初はおなじく前田がスーパーバイザーを務めていたビッグマウスが開催する大会にFEGが協力する形となっており、上井文彦が総合プロデューサーであった〔新日本と前田&K-1が真っ向激突 3・26さいたま「HEROS」開催決定 スポーツナビ 2005年3月1日〕。FEGはK-1に専念するとしていたが〔FEG、本業のK-1に専念 BOUTREVIEW 2005年3月3日〕、ビッグマウスが前田と袂を分かち撤退した影響もあり結局、その後もHERO'S実行委員会の一員として〔前田スーパーバイザーが一夜明け会見で、HERO'Sのシステム面に苦言 angle JAPAN 2006年8月6日〕運営の中心の役割を果たしていった。ジャッジとレフェリーに関しては、和術慧舟會が中心となって運営しているJapan Totalfight Championship (JTC) から派遣される形になっている〔ミスジャッジ トイカツ記(戸井田カツヤ公式サイト) 2006年8月7日〕。ルールディレクターは和術慧舟會の磯野元、審判長は平直行が務めた〔【K-1】12・31秋山成勲VS桜庭和志戦の裁定についての記者会見全文(2) GBR 2007年1月11日〕。HERO'Sは登録商標となっており、商標権はK-1を始めた石井和義が所有している。 2005年3月26日に旗揚げした。当初は、日本人を中心とした中量級路線とK-1選手の総合格闘技進出を二本柱としてスタートした。同年、中量級世界最強決定トーナメントを開催。2006年8月5日の大会から、新たにライトヘビー級世界最強王者決定トーナメントがスタートした。 「Road to Dynamite!!」をキャッチフレーズにHERO'Sで活躍した選手を大晦日開催のK-1 PREMIUM Dynamite!!に出場させている(トーナメントの決勝をK-1 PREMIUM Dynamite!!で行うなど)。 冠スポンサーは、2005年と2006年はパチンコ・パチスロメーカーのサミー。2007年はパチスロメーカーのオリンピアが務めている。オリンピアは引き続き2009年までDREAMでも冠スポンサーを継続した。 試合前の煽り映像はPRIDEが両者の対立や強さを際立てさせた殺気を演出する手法だったのに対し、どちらかといえば背負っているものを紹介することで視聴者との距離を近くしようとする演出が目立つ。 HERO'S終了後、前田はDREAMには関わらず、「THE OUTSIDER」を旗揚げした。THE OUTSIDERの試合はHERO'Sに準ずるルールで行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「HERO'S」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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