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HIMES : ウィキペディア日本語版
HIMES[はいむす]
HIMES(ハイムス)(''Highly Maneuverable Experimental Space Vehicle'')とは文部省宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部)が単段式宇宙往還機実現を目標として開発研究を行っていた有翼飛翔体の実験機、完全再使用型弾道飛行機である。'Highly Maneuverable Experimental Space Vehicle'')とは文部省宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部)が単段式宇宙往還機実現を目標として開発研究を行っていた有翼飛翔体の実験機、完全再使用型弾道飛行機である。
Space Vehicle'')とは文部省宇宙科学研究所(現宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部)が単段式宇宙往還機実現を目標として開発研究を行っていた有翼飛翔体の実験機、完全再使用型弾道飛行機である。
== 概要 ==
液体水素/液体酸素エンジンの発展を背景として、東京大学宇宙航空研究所教授(当時)長友信人によって提案されたものである。その後の宇宙科学研究所への改組後1982年に所内外の研究者によって有翼飛翔体ワーキンググループが発足され、研究が行われていくことになった。スペースシャトルの次世代である単段式宇宙往還機日本独自での開発を目標として研究が進められたが、宇宙科学研究所の規模で行える基礎研究を行っていくという方向性で完全再使用型弾道飛行機であるHIMESが提案され、開発計画が進められた。当初は推進や大気圏外からの帰還に関する研究計画が立案され、その中で特に揚力飛行による再突入をする機体の研究が行われた。
2機のリモートコントロールによる機体飛行特性同定試験、計5機のオートパイロットによる低速滑空試験と飛翔試験、それらの成果を受けた2機の再突入実験が行われた。
エンジンの性能不足を補うために、リニアモーターによるカタパルトを用いた発射方式や気球から発射されるロックーン方式が検討され、リニアモーターを用いた発射システムの構想は京谷好泰と長友信人による共同発表で世界的に話題を呼んだ〔ISASニュース 2007.8 No.317 特集:長友信人先生追悼 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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