翻訳と辞書 |
HSTS ( リダイレクト:HTTP Strict Transport Security ) : ウィキペディア日本語版 | HTTP Strict Transport Security[えいちてぃーてぃーぴー すとりくと とらんすぽーと せきゅりてぃ]
HTTP Strict Transport Security (エイチティーティーピー・ストリクト・トランスポート・セキュリティ、略称 HSTS)とは、WebサーバーがWebブラウザに対して、現在接続しているドメイン(サブドメインを含む場合もある)に対するアクセスにおいて、次回以降HTTPの代わりにHTTPSを使うように伝達するセキュリティ機構である。RFC 6797 で規定されている。 == 概要 == WebサーバーがWebブラウザに対して、セキュアなHTTPSのみでサービスを提供したい場合、ユーザーの利便性といった観点から、HTTPで接続した際にHTTPSのURIにリダイレクトする場合がある。その際に、Webサーバーからのレスポンスにリダイレクトする指示を入れることになるが、HTTPは改竄検知機能を持たないため、攻撃者がこれを悪意のあるサイトにリダイレクトする指示に書き換えたり、HTTPSの内容をHTTPで中継(SSL Stripping)したとしても、Webブラウザはそれを知ることができず、中間者攻撃を許してしまう。 HSTSではユーザーがWebブラウザにスキームがhttpであるURIを入力するなどしてHTTPで接続しようとした時に、予めWebサーバーがHSTSを有効にするよう指示してきたドメインの場合、Webブラウザが強制的にHTTPSでの接続に置き換えてアクセスすることで、この問題を解決する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「HTTP Strict Transport Security」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 HTTP Strict Transport Security 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|