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『humansystem』(ヒューマン・システム)は日本の音楽グループ、TM NETWORKの5枚目のアルバム。 1987年11月11日にエピックソニーレコード(現・エピックレコードジャパン)よりリリースされた。 == 解説 == *当時の最新鋭デジタル機器を取り入れ、ロサンゼルスと東京でレコーディングされ、前作『Self Control』から1年を経ず発売された。ロサンゼルスのミュージシャンとのコラボレーションによる作品。 *表題曲『Human System』はモーツァルトのピアノソナタ第11番(トルコ行進曲)のメロディーを引用している。 *この頃小室哲哉は、「機械と人間の融合」を唱えていたので、世間にコンピュータの使い手としてインパクトを与えたことを前提に、「human」という要素を加えようとしたのである。もう一つの「system」は、人間から地球・太陽系・宇宙まで含めた関係性を表現したもの。 *1999年に鈴木あみによってカバーされた『Be Together』など、他のアーティストによってカバーされている楽曲が多い。 *デジタルレコーディングで使えるダイナミックレンジを犠牲にさせない事とシンセサイザーのノイズ音を取り除くという小室自身の意向により、他のアルバムに比べて録音レベル(音量)が小さめとなっている〔ブックレットには「このCDは、製作者の意図に依り、デジタル録音の特性を生かしたダイナミックレンジに十分な余裕を持たせたサウンドとなって居ります。この為全体のレベルが多少低めに感じられる事がありますが御了承下さい」の表記がある(初回版のみ)。尚、1990年代前半以降の再発売版(2013年に発売されたBlu-spec CD2版も含む)は通常の録音レベルでリマスタリングされている為その問題は解消されている。〕。又、CDジャケットの裏面にもEPICソニーから発売されていたCDアルバムでは珍しく、主に当時のCBSソニーから発売されていたCDアルバム等で使われている「DR(デジタル・レコーディングの略)」のロゴマークが表示されている(初回版のみ)。 *当時ロサンゼルス最大のマスタリングスタジオであったバーニー・グランドマン・マスタリングで、バーニー・グランドマン自らがマスタリングを手がけた。バーニー・グランドマン・マスタリングは現在、東京にも拠点を設け、数多くのJ-Pop作品も手がけるようになっている。なお、ミックスは、マライア・キャリーやエリック・クラプトンら、数々の有名アーティストを手がけているミック・グゾウスキーが手がけた。 *本作のラストに収録されている「This Night」のラフテイクでは小室がボーカルを執っている。なお、このバージョンは『TMN GROOVE GEAR』に収録されている。 *1988年度の売り上げは23万枚でオリコン年間41位。総合の売り上げは38万枚で、その当時の自己新記録だった。 *コーラスについては、クレジットに記している通りにTM NETWORK自身が行っているが、大変苦労したという。特に「Children of the New Century」は夜から始めて朝方まで本人達が納得がいくまで懸かったという。木根曰く「魔のコーラス」と自称している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Humansystem」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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