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I2C : ウィキペディア日本語版
I2C[あい すくえあ しー]

I2C(アイ・スクエア・シー、アイ・ツー・シー)はフィリップス社で開発されたシリアルバスである。低速な周辺機器をマザーボードへ接続したり、組み込みシステム携帯電話などで使われている。
''Inter-Integrated Circuit'' の略で、''I-squared-C''(アイ・スクエアド・シー)が正式な読みとされている。ただし、一般的な文字コード環境のプレーンテキスト上では上付き文字が使えないため、I2CあるいはIICと表記されることも多く、日本国内ではこれをもって「アイ・ツー・シー」と発声されたりカタカナ表記されることがある。
== 設計 ==
I2C で使われているのは、抵抗プルアップされた双方向のオープンコレクタ信号線が2本だけである。2本の信号線は、シリアルデータ (SDA) とシリアルクロック (SCL) からなる。
電圧は最高で +5V までで、よく使われるのは +3.3V だが、他の電圧でも構わない。
I2C の参照設計では、7bitアドレス空間のうち 16 の予約アドレスを除いた最大 112 個のノードが、同じバス上で通信できる。
もっとも一般的な I2C バスのモードは、100kbit/s の標準モード () と 10kbit/s の低速モード () だが、クロック周波数はゼロまで下げても構わない。
ノード数の拡大と高速動作が可能な 400kbit/s のファーストモード () や 3.4Mbit/s の高速モード () の追加と、10bit アドレス空間などの機能拡張が行なわれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「I2C」の詳細全文を読む




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