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Idpw(アイパス〔福岡IDPW レポート - CBCNET(2012年5月30日)〕)は、「インターネットが降臨する場を創出する」というテーマで活動している、日本のアーティスト集団〔100年前から続くインターネット上の秘密結社IDPWとは!? 「どうでもいいね!」「インターネットヤミ市」など、謎に包まれた活動に迫る! - white-screen.jp(2013年6月7日)〕。団体の名称は、「IDとPW(パスワード)さえあればいつでもアクセス可能」という点に由来する〔。 「100年前から続く、インターネット上の秘密結社〔一般的に100年前にはインターネットはないとされているが、彼らのプロフィールの中ではそのように表現されている。〕」というコンセプトを持つ。発足した(彼らの表現では「活動が表面化した」)のは2012年頃で、「何かおもしろいことがやりたい」というのがその動機であった〔。より具体的には、すでに存在したアートユニットであるエキソニモのメンバー2人が2011年に福岡市に転居し、地元で「福岡アーバンコミュニティオブアート」(FUCA)〔Idpwが文化庁メディア芸術際で新人賞を受賞 - FUCAウェブサイト〕を企図していた不動産業者と懇意になったことがきっかけで、エキソニモが発起人となり、FUCAのオープンと同時に2012年4月に発足した〔。発足時のメンバーは15人である〔ネットワークが降臨する場、『IDPW』福岡で始動 - CBNET(2012年4月27日)〕。 活動拠点は前記のFUCAや東京・渋谷があるが、参加者は日本全国にいるため、活動の「本拠地」はネット空間上であるとメンバーは述べている〔。また集団の特徴として「誰が参加しているかわからない」という匿名性を挙げており、それによって「自分の名前とか気にせず好きなこと出来る」と述べている〔。「秘密結社」という自称はこの点に由来している〔。 主な取り組みに「インターネットヤミ市」「どうでもいいね!ボタン」「テキストパーティ」などがある〔。 また、「どうでもいいね!ボタン」は2012年の第16回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門において新人賞を受賞した〔新人賞 - どうでもいいね! | 受賞作品 | エンターテインメント部門 | 第16回 2012年 | 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品 〕。 またIDPWの活動に関するショートドキュメンタリー「Back streets of the Internet〔Back streets of the Internet - YouTube 〕」が、W+K東京LABの制作によって2013年10月に公開されており、ここで実際に各メンバーのインタビューやイベントの様子をみることもできる。 == インターネットヤミ市 == 「インターネットに関するものを、直接売買するフリーマーケット」というコンセプトのイベント。 * 第1回 2012年 11月4日 - 東京電機大学 * 第2回 2013年 6月30日 - 東京 カイブツオフィス * 第3回 2014年 2月2日 - ベルリン トランスメディアーレ * 第4回 2014年 8月3日 - 札幌 札幌国際芸術祭 * 第5回 2014年 9月28日 - ブリュッセル Les Ateliers des Tanneurs * 第6回 2015年 5月9日,10日 - Amsterdam HACK/PLAY Festival * 第7回 2015年 8月29日 - 台中 National Museum of Taiwan * 第8回 2015年 8月29日 - ソウル Artspace Boan * 第9回 2015年 9月5日 - リンツ アルス・エレクトロニカ * 第10回 2015年 9月12日 - ニューヨーク Knockdown Center * 第11回 2015年 10月17日 - ニューオリンズ Nora St. Cluade * 第12回 2015年 11月14日 - ダンディー(スコットランド) NEoN Digital Arts Festival 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Idpw」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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