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IOCCC : ウィキペディア日本語版
IOCCC
The International Obfuscated C Code ContestIOCCC, 国際難読化〔難読化コードに変換するツールを指すobfuscatorなどと同義の「obfuscate」で、「邪悪な」などと意訳されることもある(『Life with UNIX』の日本語版など)。Perlによる同様のコンテストである:en:Obfuscated Perl Contestは、時事ネタ(竹下登#内閣総理大臣の「言語明瞭・意味不明瞭」)から「言語不明瞭Perlコンテスト」と訳された。なお「Perlは普通に書いても難読になるからコンテストが必要ない」というハッカージョークがある。〕Cコードコンテスト)は、故意に難解なC言語のプログラムを書き、その読みにくさと複雑さを競うというハッカーの奇祭である。
== 概要 ==
一般的に読みにくいコードであれば評価が高いが、目にした瞬間のインパクトや、コードの汚さに反して実行結果の美しさなど、さまざまな要因でアーティスティックなものが選ばれる。多くの作品は一見するとC言語のコードに見えず、コード全体がアスキーアートになっているものなどが典型的である。
公式サイトでは、大会の理念は次のように説明されている。
*大会ルールの元で最高に意味不明/難解なCプログラムを書くこと
*皮肉なやり方でプログラミング作法の重要性を訴えること
*普通書かないコードを用いてCコンパイラに負荷をかけること
*C言語のもつある種の神秘性を解き明かすこと
*粗雑なCコードに関して邪魔の入らない公開討論の場を提供すること
第一回大会は1984年に行われ、以降2006年まで年1回のペースで入賞者が発表された。2007年から2010年の間は開催されなかったが、2011年から再開され、進行に前後は見られるもののだいたい年1回のペースで2014年まで開催されている。Perl作者のラリー・ウォールKorn Shell作者のなどの著名な業界関係者も参加している。
このようなコンテストを開催しようと思ったきっかけは、初期の開催者Landon Curt NollとLarry Basselが、Bourne Shellのソースコード〔Bourne Shellのソースコード( http://minnie.tuhs.org/cgi-bin/utree.pl?file=V7/usr/src/cmd/sh )はマクロ( http://minnie.tuhs.org/cgi-bin/utree.pl?file=V7/usr/src/cmd/sh/mac.h )を使用した「ALGOLのような見た目のC」で書かれていることで悪名高い〕と、初期のBSDのfinger(w:Finger protocol)のソースコードを見たことだという〔IOCCCのFAQ の「Q: How did the IOCCC get started?」に対する回答より〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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