|
Xperia acro IS11S(エクスペリア アクロ あいえす いちいちえす)は、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現・ソニーモバイルコミュニケーションズジャパン)により日本国内向けに開発されたauブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話のISシリーズのスマートフォンのひとつである。製造型番はSOI11。 == 概要 == ISシリーズの一環として企画・開発されたストレート型スマートフォンのひとつ。Android OSを搭載し、赤外線通信やおサイフケータイ、ワンセグなどに対応する。 同じくXperia acroの名称でNTTドコモより販売されるSO-02CのCDMA2000 1xMC/CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A版にあたるスマートフォンであり、ソニー・エリクソンとして初めてau向けとして販売されたスマートフォンである。2012年1月現在、国内で発売されたXperiaシリーズの中でCDMA2000 1xMC/CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.Aに対応する最初の機種である。 SO-02Cとの違いは、通信方式およびキャリアサービスのみであり、機能面はほとんど同じである。詳しくはXperia acroの項目を参照のこと。 発売時にはEZwebのアドレスを使用したメールは提供されておらず、2011年9月20日に「KDDI Eメール」として提供され、利用する場合はソフトウェアアップデートする必要がある。従来のauのスマートフォンでは3Gのデータ通信でのみ送受信できたが、「KDDI Eメール」ではHTC EVO WiMAX ISW11HT(HTI11)と同じく、無線LANを利用しての送受信も可能である。 なお、この端末はauの他の多くの端末にある「最初に挿入したau ICカード以外は使用不可」という制限(レベル2 SIMロック)がなく、他のau ICカードを差した場合にも使用できる。 本機は、au初のGSMクワッドバンドに対応した機種であるが、GSMエリアにおけるデータ通信(GPRS)に対応しておらず、海外におけるデータ通信は、CDMAエリアまたは無線LAN経由で行う必要がある。この仕様から、GSMローミング中のEメールの送受信などもできない。加えて、Cメールについては、CDMAエリアでの送信およびGSMエリアでの送受信は仕様上できない。 電池パックやACアダプタは、(海外型番形式上は)SO-02C/(ACアダプタのみ)SO-03Cと共通のものを採用しているが、ドコモで購入したものを使用した場合は補償対象外となる。なお、ドコモのSO-02C/SO-03Cでは、2011年12月よりオペレータ共通のACアダプタが公式に使用可能となったが、当端末では、au共通の「共通ACアダプター03」などは公式に対応していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「IS11S」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|