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ISLS ISLS(Immediate Stroke Life Support、神経蘇生基礎法)とは、病院等のERのスタッフ(医師、看護師、救急隊員など)を対象とした急性の神経系障害の可能性のある傷病者への理想的な基礎診療のコンセプトである。このコンセプトは、理想的なERシステムを構築するための方法論であり、診療の技術的な課題を学習するために研修を行う。 == コース == この神経蘇生基礎法(ISLS)を習得するための臨床シミュレーション研修コースはISLSコースと呼ばれる。ISLSコースは、日本救急医学会と日本神経救急学会の合同委員会(委員長:奥寺 敬・富山大学)により2005年から2006年にかけて開発された。 臨床シミュレーション研修としてのISLSの設計は半日コース(4時間)であり、神経蘇生の初期診療の各要素の共通化により迅速化を目指すもので、下記に示すように一般教育目標(GIO:General Instructive Object)と個別行動目標(SBOs:Specific Behavioral Objects)が設定されている。これらの目標の達成レベルを参加者のレベルに会わせて設定することで、コース運営がより円滑になる。本コースは多職種参加型コースとしてデザインされており、コース中、主導する立場になるファシリテータは、各職種の職域・経験年数などを加味して同様に弾力的に運用することが求められる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ISLS」の詳細全文を読む
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