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HTC EVO WiMAX ISW11HT(エイチティーシー イーヴォ ワイマックス アイエス ダブリュー イチイチ エイチティー)は、台・HTC(輸入元・HTC NIPPON)によって開発された、auブランドを展開するKDDI及び沖縄セルラー電話のISシリーズの一つで、CDMA 1X WIN、および+WiMAX対応ストレート型スマートフォンである。 == 概要 == auとしては初のモバイルWiMAX(IEEE 802.16e-2005)対応スマートフォンである。製造型番はHTI11(エイチティーアイ イチイチ)で、メーカー型番はPC36100で、HTC EVO 4Gの日本ローカライズモデルにあたる。Androidのバージョンは海外向けでのリリース時は2.1で、日本向けには最初から2.2となるが、日本向けでは2.3へのバージョンアップは2011年9月22日午前10時より開始された。 モバイルWiMAXは利用月のみ月525円が加算。ただし、2011年8月まで無料であった。UQ WiMAXのMVNOであり、提供エリアも同一。 auでは初めてテザリングに対応する。テザリングは、モバイルWiMAXと3Gの両方に対応する。2012年1月から、3Gのテザリングは、1か月のパケット通信容量が5GBを超えた場合月末まで通信速度が低下するので、注意が必要となる。モバイルWiMAXにはこの制限はない。なお、3GはWIN HIGH SPEED(下り最高9.3Mbps)に対応せず、Rev.A・Rel.0(下り最高3.1Mbps)に対応している。 対応する周波数帯は、海外の方式に基づく新800MHz(N800MHz)と2GHzのみの対応で、従来からの800MHz(L800MHz)は利用できない。このため、従来の800MHzのみを利用している地域では、通信が不安定になることがあり、エリアは順次改善予定。ただし、2012年7月22日でL800MHzの利用が終了するため、それ以降は他機種でもN800MHzと2GHzでしか通信できなくなる。 また、au ICカードに対応していないため、この機種に機種変更する際は一部のW3xおよびW4xシリーズのau ICカード非対応機種〔W3xシリーズの場合、W32HおよびW32Sを除く全機種が該当し、W4xシリーズの場合、W41SA(法人向け専用のE02SAを含む)、W41K、W41T、neon(W42T)、W43T、W42Kが該当する。〕を含むW2xシリーズ以前のCDMA 1X WINシリーズおよびcdmaOneシリーズ、CDMA 1Xシリーズと同様の方法でauショップで手続きする必要がある。このため、au ICカードを登録している他の携帯電話や、スマートフォンに差し替えての利用は事実上不可能となる。 発売の時点では、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)の送信、およびau one Marketには対応していなかったが、2011年9月22日公開のソフトウェアアップデートを適用することで、それぞれ対応可能となった。ただし、本アップデートを利用する場合は事前に、2011年6月7日公開分のソフトウェアアップデートを適用する必要がある。Eメールは今までの3Gによる送受信が出来るほか、WiMAXや無線LANを利用しての送受信も可能となる。 なお、前述の9月22日公開分アップデートを適用した場合、搭載OSがAndroid2.3へアップデートされる〔〈お知らせ〉 「REGZA Phone IS04」における「Android™2.2」へのアップデート実施および今後予定されるアップデート対象機種について 〕〔〈お知らせ〉「Xperia (TM) acro IS11S」「HTC EVO WiMAX ISW11HT」におけるEメール対応等のアップデート実施について〈別紙〉 2011年 KDDI株式会社 〕 また、本機はHTC EVO 4Gのローカライズモデルであるが、HTC EVO 4Gにはスパイソフト「Carrier IQ」がインストールされている。「Carrier IQ」はCarrier IQ社の製品で、iPhoneを含む多くのスマートフォンに密かにインストールされており、ユーザーのキー操作や入力文字、キー操作、位置情報、発信着信履歴等、あらゆる情報を収集しスマートフォンメーカーやキャリアに送信するソフトである。米国内では非常に大きな問題になっているが、日本国内では全く問題として扱われていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ISW11HT」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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