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ICOCA(イコカ)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)が発行し、JR西日本・近畿日本鉄道(近鉄)・京阪電気鉄道(京阪)・四国旅客鉄道(JR四国)・あいの風とやま鉄道が発売するサイバネ規格のICカード乗車券である。 == 概要 == ソニーの非接触型ICカードFeliCaの技術を用いた乗車カードで、2016年2月現在の発行枚数は約1,200万枚〔ICカード乗車券「ICOCA」のエリアを拡大します~金沢地区・新高岡へのICOCA導入~ - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2016年2月16日)〕。プリペイド方式の乗車券の機能をはじめ、定期券、駅売店等での支払いに使える電子マネーの機能を併せ持つカードである。カードで利用できる金額は、駅などに設置されたチャージ機などでチャージ(入金)することにより追加ができ、使い捨てることなく繰り返してカードを使用できる。 2001年5月15日の社長定例会見において、定期券や磁気式ストアードフェアカードであるJスルーカードを2003年をめどにIC化を検討することを発表し〔5月定例会見 (インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2001年5月15日〕、2002年12月18日の社長定例会見において、正式名称をICOCA(イコカ)とすることを発表した〔12月定例会見 (インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2002年12月18日〕。2003年11月1日からJR西日本のアーバンネットワークで運用が開始された。 カードの名称は、ICオペレーティングカード (IC Operating CArd) の略称であるが、関西方言の「行こか」(「行こうか」の意味)とも掛けた親しみやすい名称としている。また、カードの裏面の右下に記載の番号は「JW」で始まる15桁の英数字であるが、この「JW」はJR西日本の英語表記「JR West」の頭文字を採ったものである。 JR西日本の各駅では、ICOCAの改札での利用率も半数を超えている事から、ICOCA専用改札機が大阪駅御堂筋口で初設置され、その後も京橋駅や天王寺駅をはじめ、多くの駅に設置されている。 JR西日本でのICOCAの発行枚数は、サービス開始の2003年11月から5か月余りで100万枚を突破、2014年11月には累計発行枚数が1,000万枚を突破した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ICOCA」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 ICOCA 」があります。 スポンサード リンク
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