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イル・ニーニョ(Ill Niño)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州で結成された6人組ヘヴィメタルバンド〔。 == 来歴 == Ill Niñoは1998年に結成され、同じ年にJorge Rosadoをヴォーカルに据え、当時のバンド名であるEl Niño名義でデモEPをリリースした。 1999年まではEl Niñoが公式な名前であったが、2000年、Jorge RosadoがMerauderに復帰(Ill Niñoを脱退)した後、彼らはロードランナー・レコードへ移籍するが、同名のバンドが存在したため名前の変更を余儀なくされる。 2001年9月18日に彼らはデビューアルバムである『Revolution Revolución』をリリース、年末にはMTVのオンエアによってシングルの"What Comes Around"が好評を博し、それに伴って2002年のオズフェストとJägermeisterツアーに参加した。 2003年、『Revolution Revolución』の追加レコーディングに取り掛かる直前に、ギタリストのMarc RizzoとパーカッショニストのRoger Vasquezが、個人的な悪感情や別プロジェクトに専念するため脱退。 Marc Rizzoはニューアルバム製作だけにしか関わらず、2ndアルバムリリース直前に元マシーン・ヘッドのアールーラスターがギタリスト枠を埋めるために加入、パーカッショニスト枠はダニー・コウトに差し替えられた。 2003年9月30日、2ndアルバム『Confession』がリリースされ、このアルバムはビルボードチャート初登場で37位となった。 シングルの"How Can I Live"は『フレディVSジェイソン』のサウンドトラックに使用され、ロックチャートではピーク時で26位にまで食い込んだ。このアルバムは米国内でリリースされた後、5ヶ月で11万枚以上を販売したため、ベストアルバムのリリースが考えられ始めた。 2005年9月27日に3rdアルバム『One Nation Underground』がリリースされた。(ビルボードチャート初登場101位) 2006年7月15日に彼らはロードランナー・レコードから離脱したことを公表し、その9日後、新たにCement Shoes Recordsと契約したと発表した。ドラマーのデイヴ・チャヴァッリはロードランナー・レコードとの契約解消劇を「友好的なもの」としながらも、2枚のアルバムの成果に見合った妥当なサポートや配慮を受けていないと感じていたようである。 この時期、理由は不明ながらギタリストのJardel Paisanteが脱退したため、代わりにディエゴ・ヴェデュスコが加入した。 2006年9月29日、ロードランナー・レコードがベストアルバム『The Best of Ill Niño』をリリース。このアルバムはロードランナー・レコードから発売された過去3作から13曲を収録したもので、米国内のみで発売された。 2006年11月7日、Cement Shoes Recordsでのデビューに繋がるものとして、5トラックを収録したEP『The Under Cover Sessions』をリリースする。このアルバムにはフェイス・ノー・モアの『Zombie Eaters』、ニルヴァーナの『Territorial Pissings』、ピーター・ガブリエルの『Red Rain』のカヴァーと、『Arrastra』『Reservation for Two』の2曲が含まれている。初週1300枚を売り上げた。 2008年3月11日、4thアルバム『Enigma』がリリースされる。本来は2007年10月9日発売が予定されていたが、数回の延期によってリリースが遅れた。 2010年10月25日、移籍したVICTORY RECORDSから5thアルバム『Dead New World』をリリースした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イル・ニーニョ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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