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Intserv ( リダイレクト:IntServ ) : ウィキペディア日本語版
IntServ[いんとさーぶ]
IntServ (イントサーブIntegrated Services) とは、IPネットワークにおいて通信フローごとに帯域などのネットワーク資源を確保することによって QoS (通信品質) を確保しようとする QoS 保証通信サービスである。IETF の RFC 1633 などの標準ドキュメントによって規定されている。
== 概要 ==
IntServ には次の 2 つのサービスモデルがある。
* 品質保証型サービス (Guaranteed Service) - 帯域と最大遅延を保証するサービス。
* 負荷制御型サービス (Controlled Load Service) - 遅延の目標値を持ち、流量をみずから制御する適応型アプリケーションを想定したサービス。ネットワークが混雑している場合であっても、利用率が低いベストエフォート・ネットワークと同等程度に動作することを目指している。
実時間のアプリケーションの QoS 保証には帯域、遅延のほかにジッター (遅延のばらつき) に関する保証も必要だが、IntServ の機構ではその実現は困難であり、保証項目としてふくまれていない。
上記のサービスを実現するため、IntServ においてはアプリケーションが特定のフローに対する保証を要求するプロトコルとして RSVP (リソース予約プロトコル、Resource reSerVation Protocol) が用意されている。また、RSVP のメッセージがそのフローと同じパスを通過することを保証し、そのメッセージが通過する際に資源を予約することによって、要求されたサービスが実現されるようにしている。IntServ はコアルータのオーバヘッドが大きいために普及しなかったが、RSVP の複雑さなどの問題点も普及を妨げる原因となっていたと考えられる。RSVP に代わるプロトコルを設計してそれらの問題点を解決しようという試みも行われている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「IntServ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Integrated services 」があります。




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