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Isl-1 ( リダイレクト:Isl1 ) : ウィキペディア日本語版 | Isl1 Isl1(islet 1)はLIMホメオドメインを持つ転写因子で、インスリン遺伝子の発現調節領域(プロモーター領域)に作用する因子として発見された〔Insulin gene enhancer binding protein Isl-1 is a member of a novel class of proteins containing both a homeo- and a Cys-His domain.Nature. 1990 Apr 26;344(6269):879-82.PMID 1691825〕。現在ではIsl1は膵臓の他、心臓や神経系の発生において重要な役割を担っている。 == 配列 ==
Isl1は大きく言ってLIMドメインとホメオドメイン、Lhx3結合ドメイン(Lhx3-binding domain:LBD)、Isl特異的ドメイン(Isl-specific domain:ISD)の4つからなる。LIMドメインは、LIM1とLIM2と呼ばれる2つの領域からなり、LID(LIM interaction domain)を持つタンパク質(LIM domain binding protein: Ldb)などのコファクターと結合できる部位である。一方、ホメオドメインはヘリックス・ターン・ヘリックスを持ちDNAと結合できる部位である。運動神経でIsl1が発現する場合は、Isl1がLhx3やLdb1と直接接触するとされるが、このときにはIsl1はLhx3結合ドメイン(LBD)を介して、Lhx3と結合する。
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