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I”s ( リダイレクト:I"s ) : ウィキペディア日本語版
I"s[あい]


I"s(アイズ)は、桂正和の描く恋愛漫画作品、およびこれを原作とした様々なメディアミックス作品。
== 概要 ==
週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1997年19号から2000年24号まで連載されていた。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版ヤングジャンプ・コミックスより全12巻。単行本の累計発行部数は約1000万部。
デビュー以来『WJ』編集部から恋愛漫画の執筆を要請されていた桂が初めて編集部の意向を汲み〔『4C R-side Katsura Masakazu Illustrations 2』72頁。〕、自身の嗜好であるSF的な要素を排して執筆した作品であるため〔桂正和『I"s 12巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。〕、桂正和らしからぬ作品と言える。単行本全15巻と最長の連載作品である。(『電影少女』も全15巻だが13巻の「あい編」と2巻の「恋編」に分かれる)
同じ恋愛作品であっても、登場人物全員の気持ちを綿密に書き出し〔桂正和「GOKURAKU CLUB 6」『電影少女 13巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉1992年9月9日、ISBN 4-08-871703-1、191頁。〕、全員を上から見下ろす様な視点で描かれた『電影少女』とは異なり、「エム」において用いられた一人称表現を使い、主人公である一貴1人の視点のみで物語が描かれている〔桂正和『I"s 6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。〕。このため、一貴以外の心理描写や一貴が見ていない状況は原則として描かれておらず(例外有り)〔、一貴以外の気持ちについては想像はできても、相手がその言葉を口にするまでは決して知る事は出来ない。読者はあくまで一貴としてロールプレイング的にこの作品を読み進める事となる。
ドラゴンボール』のヒットから火がついた完全版コミックスブームに乗り、完全版が2005年より刊行された。完全版では新たに表紙イラストが描き下ろされた他、新たに彩色がなされたページが存在する。
小説化・2度のOVA化・テレビゲーム化と様々な形でメディアミックスが行われており、1999年にはボックスセット『I"s BOX』が販売されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 I"s 」があります。




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