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北九東部農業協同組合(きたきゅうとうぶのうぎょうきょうどうくみあい、通称:JA北九東部)は、かつて福岡県北九州市のうち東部の小倉南区・北区と門司区をエリアとして事業展開していた農業協同組合。 == 概要 == 1970年代、北九州市が発足10年を迎えたのを契機に、旧5市の中でばらばらになっていた農協の再編が本格的に始まり、西中、東谷、門司など旧企救郡地域の主要農協が合併して発足。1990年代にはこの合流に加わっていなかった北九州曽根農協を吸収し、東部地域の農協統一を果たした。この際、市西部をエリアとしていた旧北九州市農業協同組合(略称:JA北九州)との全市統一合併も検討されたが断念。 しかしその後、売り上げの減少・組合員の高齢化が近隣の組合とともに問題となったことから、再度合併議論が浮上。両組合に、遠賀郡と中間市をエリアとする遠賀農業協同組合(JAおんが)を加えた3組合が、2009年6月1日、北九州市の北橋健治市長らが立ち会う中、合併することを定めた覚書(予備契約書)に調印。同年10月1日付で『北九州農業協同組合』(略称:JA北九)となった。略称を“JA北九”としたのは、本所が合併後の本部機能を受け持った旧北九州市農協の略称“JA北九州”を使うと他2組合との軋轢の元になること、合併で福岡県内最大のJAとなるものの、将来全国的に進むJAの統合・大型化再編の流れを受け、京築地区などとのJA再編も視野に入れ、受け入れやすい名称にする必要があったこと、また各拠点の看板の架け替えに有利であること(従来の略称からそれぞれ「州」「東部」を塗りつぶすだけで済む)などがあったものとみられる。 一般のJA同様に、JAバンクなどの信用事業、JA共済などの共済事業、資産管理事業、都市農業・経済事業、冠婚葬祭事業の5事業を手がけていたが、もともと農村部を多くエリアに抱えているため、近年は「大地の恵み」のブランドで農産物の直売事業を積極的に展開。また、「合馬たけのこ」と「小倉牛」という2大全国ブランドの販売に力を入れており、「合馬たけのこ」は地域団体商標登録を行っていた。これについても合併により新生JA北九が権利を引き継いだ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「北九東部農業協同組合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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