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ジャパン ケーブルキャスト株式会社は、ケーブルテレビ局向けのデジタルテレビ放送の配信事業者である。利用者からは、サービス名称の「JC-HITS」(ジェイシー・ヒッツ)が広く知られている。 == 概要 == 東経124度通信衛星のJCSAT-4Aを利用した専用衛星回線を通じて、日本全国のケーブルテレビ局へデジタル専門チャンネル(PPV形式を含む)配信の専用プラットフォームサービスの供給を開始。また、ケーブルテレビ局のコミュニティチャンネル向けのデータ放送アプリケーションサービス・「JC-data」(ジェイシー・データ)の提供も行っている。 設立時は、先述の衛星を保有するJSAT株式会社(現・スカパーJSAT株式会社)の100%子会社であったが、2006年3月31日付で投資会社の株式会社SOZO工房が中心となって設立した株式会社SOZO工房インタラクティブに全株が譲渡された(後にジャパンケーブルキャストホールディングス株式会社に商号を変更し、2007年1月には同社を吸収合併している)。 2009年4月1日より、So-netを運営するソネットエンタテインメントと提携して『Cable AD Connection』(ケーブル アド コネクション)という新たな事業を共同で展開している。これは、So-netとJC-HITSの導入局双方のコミュニティチャンネルの広告(CM)枠で一括した広告展開を行うというものである。また同時にケーブルテレビ向けの専用チャンネルとして、無料の総合編成チャンネル「チャンネル700」の配信を開始している。 2009年8月1日より、ハイビジョンチャンネルを含む光配信ネットワークサービスを東京都・大阪府の一部のケーブルテレビ局において開始した。〔JC-HITS、HDチャンネルを含む地上配信サービスを開始! (2008年12月12日掲載)〕 2010年1月6日、光配信を行う地域を、同年4月以降福井県、島根県、広島県、福岡県に拡大。さらに2010年の年末までに全国配信網を整備し、衛星配信を2011年3月末で打ち切り、全国で光配信に切り替えると発表した。 2010年11月に全国基幹ネットワーク用の光回線の手配を完了し〔ケーブルキャスト、JC-HITS地上配信サービス化に向けた大容量全国基幹ネットワーク完成へ 〕、2011年4月に衛星配信を終了し、光回線による地上配信に移行した〔ケーブルキャスト、JC-HITS地上配信サービス化を完了 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャパン ケーブルキャスト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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