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JJYとは、日本標準時を送信する日本の無線局である。呼出符号(コールサイン)であるが、無線局そのものも指す。 == 概要 == 総務省管轄の独立行政法人情報通信研究機構(NICT)が運用している。電波法令上の無線局の種別は標準周波数局である。"JJY"はNICTの登録商標(商標登録番号第4355749号)であり、紛らわしい名称の利用を防止している。原則として常時運用しているが、メンテナンスや落雷などで停波することがある。周波数偏差などの情報はNICTより随時アナウンスされており、高精度な周波数の基準として利用できる。また時刻の情報がタイムコードとして重畳されており、これを利用することにより時計の時刻を自動で調整することができる。 従前は短波も使用していたが、2001年(平成13年)3月31日正午以降は長波のみである。 おおたかどや山標準電波送信所 *福島県田村市都路町 周波数40kHz 空中線電力50kW 1999年(平成11年)6月10日開設 *東日本大震災の影響で2011年(平成23年)3月11日から停波と再開を繰り返し5月17日に復旧した。詳細は「おおたかどや山標準電波送信所#東日本大震災による停波」を参照。 はがね山標準電波送信所 *佐賀県佐賀市富士町(旧佐賀郡富士町)(福岡県との県境から50mほど) 周波数60kHz 空中線電力50kW 2001年(平成13年)10月1日開設 1966年(昭和41年)1月10日から2001年3月31日までは周波数40kHzで海上自衛隊の対潜水艦通信局と設備を共用し、長波実験局(現・実験試験局)JG2ASとして運用されていた。 JG2ASは検見川送信所で開局し、1977年(昭和52年)11月1日に名崎送信所に移転、1999年(平成11年)6月9日に廃局した。 その翌日から、おおたかどや山でJJYが開局した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「JJY」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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