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JRA顕彰馬 : ミニ英和和英辞書
JRA顕彰馬[じぇいあーるえーけんしょうば]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

顕彰 : [けんしょう]
  1. (n,vs) manifesting 2. displaying 3. honouring 4. honoring 
: [うま]
 【名詞】 1. (1) horse 2. (2) promoted bishop (shogi) 

JRA顕彰馬 : ウィキペディア日本語版
JRA顕彰馬[じぇいあーるえーけんしょうば]
JRA顕彰馬(ジェイアールエーけんしょうば)とは、中央競馬の発展に多大な貢献のあった競走馬の功績を讃え、後世まで顕彰していくために1984年に制定されたものである。顕彰競走馬は「殿堂入り」に相当する。
競馬の殿堂には調教師・騎手顕彰者とともに顕彰馬の肖像画、ブロンズ像、関係資料が展示されている。
== 選考方法 ==
現在の選考方法は10年以上競馬報道に携わっているマスコミ・新聞関係者による選考投票を行い(1名2頭までの連記式、「該当馬なし」として投じることも可能)、総投票者の4分の3以上の得票を得れば選出という方式であり、2004年より実施されている。選考は毎年4月に行われる。選定対象馬は3月31日を起算日とし競走馬登録抹消1年以上経過し、20年以内の馬である。現役馬や競走馬登録抹消1年未満の馬、競走馬登録抹消20年を経過した馬は対象外である。
1984年から2000年までは下記の選定基準により顕彰馬選考委員会の審議(委員の4分の3の賛成)により決定されていた。
選定条件は以下の通り
* 競走成績が特に優秀であると認められる馬(原則としてGI競走に格付けされた重賞競走において3勝以上の成績を収めたもの)
* 競走成績が優秀であって、種牡馬または繁殖牝馬として、その産駒の競走成績が特に優秀であると認められる馬(上記に準ずる成績を収めた馬であって、GI競走において優勝した産駒が種牡馬にあっては5頭以上、繁殖牝馬にあっては2頭以上のもの)
* その他、中央競馬の発展に特に貢献があったと認められる馬(国際的に活躍し、中央競馬の評価を高めたもの、又は記録性、話題性、大衆性において中央競馬の発展に特に貢献のあったもの)
この方式で最後に選出されたのは1999年タイキシャトルである。
1990年には過去の競走馬に対する再度の選考を実施しテンポイントコダマスピードシンボリメイジヒカリが選ばれている。これは制度制定時にトウショウボーイを選出したにも関わらず、その宿敵であったテンポイントが選出されなかった事に対して関西圏を中心とする競馬ファンやマスコミ・関係者から批判がずっと繰り返されていた事が大きいとされるが、他にも産駒の活躍、他の選出馬との比較などで最初期の選考の時点と状況が大きく異なる馬が発生していたためである。
また、ダイナナホウシユウ(皐月賞菊花賞天皇賞)、タケホープ(日本ダービー、菊花賞、天皇賞)、グリーングラス(菊花賞、天皇賞、有馬記念)のように上記の条件を満たしながら顕彰入り出来なかった馬もいる。特にダイナナホウシユウは今と違い大レースの数も少なく天皇賞が勝ち抜け制度だった時代に八大競走3勝、29戦23勝(うち60キロ以上の斤量で8勝)さらに中央競馬の連勝記録(11連勝)も保持する時代を代表する名馬と言って良い馬だったが、最初に行われた1984年の顕彰馬選考時に選出濃厚とされながら、選考委員のひとりが小柄な馬格を指摘しサラブレッドとしての品格に欠けるとして強硬に反対したため選出されなかった。
2001年からは現在と同じ選考方法になったが、当初は競走馬登録抹消20年を経過した馬も対象であったため、タケシバオーら競走馬登録抹消20年以前の馬を推す古参の記者と、エルコンドルパサースペシャルウィークら最近の馬を推す中堅の記者との間で票が分散する傾向にあった。そして2003年には、当年より投票対象となったテイエムオペラオーが古馬中長距離GI完全制覇、最多タイのG17勝、賞金世界記録などの実績を持ってしても落選するに至り、競走馬登録を抹消してから20年も経過しているとその当時を知る人間が少なくなること、繁殖馬としての評価が定まることなどから、競走馬登録抹消後長い年月を経ている馬を投票対象とする選定方法の見直しが行われ、2004年より投票対象が登録抹消から20年以内の馬(1984年1月1日以降に登録抹消した馬)と制限されることとなり現在に至る。現在の選考方法となってからは、2004年にテイエムオペラオー、2008年ディープインパクト2011年ウオッカが顕彰馬に選出されている。
それ以外の選出例としては、2004年のJRA50周年事業(JRAゴールデンジュビリーキャンペーン)と2014年のJRA60周年に、事業の一環として選考方法に特例を設けた。2004年は、当年から選定対象が登録抹消から20年以内になった事を踏まえて、投票対象から外れた登録抹消後21年以上が経過した馬(1983年12月31日以前に登録抹消した馬)についての選考が1名2頭まで連記式投票にて行われ、総投票者の4分の3以上の票を獲得したタケシバオーが顕彰馬に選出された。60周年の2014年は1人につき最大4頭まで投票可能にすることにより、エルコンドルパサーが選出された。当馬は選定対象になった2001年から、選出馬が出た年以外は全て高い得票率で1位の得票を集めていたものの選出に至らなかったが、ようやく晴れて顕彰馬入りを果たした。
2015年からは、1人当たり2頭以内としていた投票頭数を4頭以内に変更した。その理由は、JRAの発表によると「競走カテゴリーの多様化により、あらゆる路線から活躍馬が出ていることなどから票が割れ、顕彰馬が選出されづらい状況にあるなか、顕彰馬としてふさわしい馬が適切に選出されることを目的としたもの。」
発表時期も4月下旬から5月上旬だったものが9月に変更された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「JRA顕彰馬」の詳細全文を読む




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